月と夏日


関東地方は25度の夏日となった。
いよいよ半袖で外で動くことができる。
午後買い物、空を見上げると月、その手前を飛行機が横切った。慌てて帰宅してカメラを持って外へ、飛行機は月を避けて通る、がっかり。

昨夜は薄い雲が出てて月はぼんやりしていた。

中山法華経寺


夫婦で同じ時期に通勤用バイクを買い替えることになった。
週末納車、新車が来るとバイクでもクルマでも交通安全祈願したほうがいい。しないよりしたほうがいい。というわけでちょっと遠いけど中山法華経寺、中山鬼子母神へ参拝することにした。
ここは市街地なのだが境内に適度な駐車場があるのがいい。ただ、駐車場に至る道は細く狭い地元の抜け道として使われている。知らない人にはハードルが高い。お陰で年始の初詣の時期でもちょいと時間をずらせばすんなり駐車場に入れる。
千葉県東葛地域の桜は満開は過ぎて葉桜になりつつある。花びらが散る花見も悪くない。
ちなみに法華経寺鬼子母神は隣り合わせで同じ境内にある。

中国のネット通販

先日こわごわ発注した中国の大手?通販、先程荷物が届いた。
いかにも中国から来た、という白い厚手のビニール袋に厳重に封がされている。
開けてみるとちゃんと品数は揃っている。ポイントは商品の箱が潰れている。荷造りが悪いと言うよりは中国から日本に到着するまでの輸送のクオリティということか。箱を開けると中身はちゃんとしている。
そもそもがアマゾンにしてもかなりの品数が中国から直行で届けられるので、品物はほぼ同じ、少し安い。ただ、安くないものもある。それは電子部品。カードリーダーなら安いがメモリカードSSDなどを見るとアマゾンと同等か。そもそもメモリカードも今や1Tが並んでいるのだが、こちらのサイトはまだギガ単位のものが主流、安いのではなく古い。
そして、私も悪い。深夜に酒を飲みながらPC画面をクリックしていた。そしたら数千円もするこんなものが入っていた。当然嫁さんに嫌味を言われる。

プレデターのフィギュアの一つとして購入したのだが、飾る場所もないしシラフなら手を出さない。
ただ、ペラペラではなくそこそこずっしりしたもの。表面の加工もきれいだ。値段分はある。(笑)

さらにこの通販から毎日メールが届く。それが何かの詐欺商法みたいなメール。
「おめでとうございます」「あなたが選ばれました」「90%安く買う権利」みたいな題名。実際にカートの中のどれかが確かに安くなっている。
改めて通販のサイトで商品をいろいろ検索してみると、確かにブランド品はない。同等のものは散見するがブランドの偽りはない。ホームセンターで見たばかりのデザインも全く同じ商品、価格もホームセンターの特売とそれほど変わらない。つまり製造しているところは中国の同じ工場なのかなあ。中国はとにかくいろいろな製品を作っていることをあらためて感じる。

渋谷エビチリ問題

落書きは書くのは簡単、消すのは大変と記事にもある。一つ一つラッカーペンキ落書きを消すのはお金も労力もかかる。放置すれば犯罪が増え治安が悪くなる。
軽犯罪法だの法律論を持ち出す人が多いが、街を転覆させようとしている反社会的勢力、つまり暴力団と同じ扱いでいいのではないか。法律がどうこうと言いがかりをつけるのなら、こちらも反社会的な力、自前の警備団を作って闇から闇へコイツラを粛清すればいい。日本人には馴染みがないのなら旧ソ連、実は今のロシアもだが、の地下組織の方々に協力してもらっていつの間にかいなくなったことにしてもらうのがベストに近い。
秩父とか丹沢の山の中に性別不定の死体がたくさん見つかるだろうが。

先日のいくつかのマツコの番組で似たような話題。
上司との飲み会は嫌だ。おじさんはすぐにアドバイスしたがる。
今の若い人たちは上から言われる嫌なことや注意をパワハラだと片付けてしまう。子供の時から「先生に嫌なことを言われた。」と親経由、最近では直接子供が校長に物言うそうだ。そもそもが親が「赤ちゃんの頃から叱ったことはありません」と豪語したり、スーパーや電車の中で騒ぐ子供を「〇〇ちゃんだめよ」と周囲の人に言っているだけだったり。親子でこんな状況だからコイツラが大人になれば、アドバイスはいらない、自分で考えて行動する、失敗したら落ち込む、上司同僚のせいにする。という図式が。お陰で会社をすぐに辞めてしまう、引きこもりになるという人たちが増えている。さらに結婚しても他人と生活するなんて長続きするわけもなく、デキ婚で子供がいるのに離婚、親権は私、生活は苦しい子育てが大変、という図式になる。
そして何よりコンプラとか言っちゃって昭和を全否定する傾向がある。
昭和を押し出すオジサンオバサンは全否定され、わざとらしいくらいコンプラとか言う人が出世していく世の中。
エビチリを生んだのは今の世の中、エビチリを消そうとしている私の案は昭和のソ連のやり方。

NSRの話


NSRの置物をもらった。
直接ではないのだけど、説明するのが面倒なので、先日バイクを購入するときにバイク店からもらった、ということにしておく。
購入したバイクは通勤用の原付きだが、バイク屋ではこの原付き問題が必ず話題になる。なんとホンダカブから脈々と続いた原付き50ccが来年なくなるというのだ。私も16歳のときから絶えることなく乗り続けてきた原付きがついになくなるというのは、複雑な、残念な気持ちでいっぱいである。
1980年代までは空前のバイクブーム。ラッタッターの登場で原付きは全盛時代。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの主要メーカーからは、50ccから750ccまでとんでもない機種が次々に発売された。
当時の原付きは2サイクル全盛、ところがホンダは4サイクルのエンジンも生産。さらに、ロードスポーツ、オフローダー、アメリカン、カブなどのビジネス、モンキーなどのレジャー、軽い買い物用、さらにシティの荷室にすっぽり入るバイクまで各社いろいろ生産していた。
それが80年代からの3ない運動でバイクが売れなくなると各社原付きスポーツバイクを90年代から順次生産中止、いつの間にか原付きは4サイクルスクーターだけになった。
それが2000年代に入ると排ガス規制とかで2サイクルエンジンの廃止、そして原付きにも排ガス規制とかで2010年代には原付きの製造も縮小、メーカーも新型の開発をやめてしまいお陰で価格も上昇、そしてついに原付き、正確には50ccが2025年に廃止ということが正式に決まったという話。
私は物好きなのでなくなるとわかると欲しくなる。というわけで4月に入ってから私用と嫁さん用に購入を考えることとなった。
見積もりを見て驚く。普通の50ccスクーターの乗り出し価格が20万円を超えること。125ccは最低30万円と聞いているからそんなものなんだろうけど。

前置きが長くなった。
1980年代のバイクブーム、250cc以上は4サイクル、125cc以下は2サイクルというなんとなく棲み分けされていた。しかしながら、小さい排気量でパワーを出しやすい2サイクルはレースバイクを中心にないことはなかった。そこにボンとブームを作ったのがヤマハのRZ250かな。このあと50ccまでRZシリーズは広がる。ヤマハTZR、スズキのRGガンマ、そしてホンダのNSRがレプリカブームの中心になるわけだ。
同時にヤマハFZR、ホンダはCBR、スズキはGSRと4ストエンジンもラインナップ。スポーツバイクだけでカタログは一杯だった。
その中でも性能、人気で一番だったのがNSRだった。私はその原付き仕様のNS1に乗っていた。とにかくあのデザイン、2ストの感触が好きだった。
2000年には2ストが次々と消えたが、私は台湾の2ストバイクを生産終了まで乗り継いだ。
アホが「排ガス規制」などとほざいていたが、そもそも排気量が小さく車重も軽く数が少ないバイクと2000cc3000ccの2トンの自動車と同等の排ガス規制など整合性がない。
青い煙を吐いて高回転でグーンとトルクが出る2ストが懐かしい。

カワサキのバイク、特に50ccは触れませんでした。実はAR50という緑のバイクも乗っていました。カワサキファンの皆さんごめんなさい。

最近見たテレビの話

テレ朝系、万博の太陽というドラマを見た。
1968年から70年までの話。最後に「史実の基づいた」というテロップ。多少の大阪万博の知識や関連番組を見た人なら「あー、そんな事もあったよね」となる。特に大屋根と太陽の塔のくだりは有名だ。
さらになぜか「サンヨー」については懐かしく見た人も多いだろう。私も小学生の時に生で人間洗濯機を見た。なんとなく批判の多い「来年の大阪万博」のバックアップみたいな感じになっているのが残念だが。
ドラマ本体も昭和の人を対象にした泣かせるドラマに仕上がっていて良かった。いい役者を使っていたしね。主役の橋本もきっちり昭和を演技していて良かった。

私は見る気はなかったが嫁さんが見たいというので、一緒に見たのが
NHK坂本龍一の最期の日々」
よくぞここまできっちりと映像として残した。私も今は元気だがあと数年で早死しそうな気がしていて直視するのをためらった。
が、もし死を宣告されればこのブログに映像ではなく文章に残すだろう。ガンで死ぬ意義は死の直前まで自分が自分でいられることだ。多くの老人は最期は自分が誰なのかわからずに死ぬ。余生は自分ではない悲しい最期。一番悲しいのはある日突然事故で死んでしまうこと。無念だけがいつまでもこの世に残り続ける。そう考えるとガンで死ぬのは決して悪い死に方ではない。自分の生涯をみつめることができる。
などなど、視聴者に語りかけることの多い優れた番組だった。

ついに手を出した

ネットショッピングは世間では日常となった。
私も比較的早い時期にアマゾン、ヤフー、楽天で買い物を。アマゾンは最初は書店だったがいつの間にか世界一の百貨店になった。
ところが去年くらいからか、SNSの広告に激安の商品が。そんなに安いわけ無いだろ、と怪しいサイトだと思っていた。調べてみるとアメリカのネットショップだがやはり資本は中国。ただポイントはそのようにはっきりしているお店であること。さらに先日テレビでも紹介されていた。ネットで評価を見てみたが「詐欺だ」という書き込みはなかった。
というわけで、中国人に騙されるかもという前提でついに登録、発注してみることにした。
ここまで書いてわかった人もいるだろう。Temuというネットショップである。
商品を調べてみると、確かにブランド品はない。ほとんどが中国製、と思われる。だから安い。アマゾンで同等の商品を探すと結構同じような価格だった。つまりお安いのは本当に安いもので、他のショップでもある商品はそれなりの価格設定。つまり悪徳という雰囲気ではなかった。
ネット書き込みのなかに「心配ならカードの登録はしないほうが」とあったので私はコンビニ払いを選択した。
商品が届くのは今週末予定、届いたらレポートしたい。

花見


基本的に植物が好きではない。
虫も好きではない。つまり身近な自然にそれほど興味がない。
都市部にいれば身近な自然などは厳密にはない。すべて誰かが植えた樹木、桜など最たるもの。100%人工物である。LEDのイルミネーションをきれいだと言うのと同じで一種のエンタメである。ただで見られるからとたくさんの人が浮かれているが、世の中にただのものはない。すべて血税なのである。したがって私は原則花見はしない。
しかしながら、嫁さんはごく普通の市民なので「桜を見に行こう」というのである。
というわけで町内にある桜の名所にスーパーへの買い物途中に行くことに。市内ではなく町内である。我が家の近辺にテレビに出るほどではないが、花見の穴場がいくつかある。普段は人気のないところだがそこそこの花見客がいた。

こちらは我が家から徒歩数分のさくらどおり。
交通量の多い道路沿いに桜並木がある。広い歩道もあるのでのんびり歩くことができる。私は花見には興味ないのだが、運動するように言われているので仕方なく1km程度歩いた。

数年前、コロナ全盛期の頃に京都の鴨川その他を歩いた。観光客がほとんどいない静かな花見ができたのは良かった。今年は京都も観光客でごった返していることだろう。コロナの時期でも嵐山はそこそこの人出でうんざりした。今年はどんなことになっているのか。想像するだけでうんざりだな。

台湾地震の報道

昨日のニュースから記者が台湾に入って現地の映像や状況を送ってきた。
驚いたのは大きなビルが斜めに倒れかけていることではない。その周りの建物はほぼ無傷であること。さらに街を取材した映像を見ると、コンビニも飲食店も観光市場も翌日から営業しているということだ。能登地震は街全体が被害を受けた印象だが、台湾の被害は限定的。死者は10人。ナントカ渓谷の落石などが主な原因。都市部ではそうでもない。バカマスコミは壊れた建物ばかり映して「大変だあ」と無駄に叫んでいるが、街の明かりはこうこうと光っていて停電も限定的。断水も限定的。
都市機能は失われていないというのが、テレビで見た印象である。
一つは震源が浅く被害地域は狭い範囲、都市部から離れていた、台湾は地震国で対策がある程度取られていた。などが考えられる。
監視カメラ映像などでは確かに震度5強レベルの揺れ方をしている。3.11のとき東北から関東にかけて震度5強、5弱の揺れに襲われたが我が家も含めて建物や建物による人的被害は少なかった。あの大津波がなければ死者は出ないし、家はあるし、原発も普通に動いていた。
もう一つ、台湾と3.11の共通なのは逆断層だったこと。地面は縦に揺れるので建物の被害が少ない。阪神能登や熊本は横ずれ断層、これは建物に対する被害が大きい。
私でもわかることなんだからテレビでは大変だあばかりでなく、もっと落ち着いて論理的に解説して欲しい。

もう一つ
大谷くんの1号、良かったねえ。
昨日からニュースのたびに見せられているが、何度見てもいい。スカッとする。
昭和の王、バース、平成の松井、スカッとするホームランは芸術だ。