台湾地震の報道

昨日のニュースから記者が台湾に入って現地の映像や状況を送ってきた。
驚いたのは大きなビルが斜めに倒れかけていることではない。その周りの建物はほぼ無傷であること。さらに街を取材した映像を見ると、コンビニも飲食店も観光市場も翌日から営業しているということだ。能登地震は街全体が被害を受けた印象だが、台湾の被害は限定的。死者は10人。ナントカ渓谷の落石などが主な原因。都市部ではそうでもない。バカマスコミは壊れた建物ばかり映して「大変だあ」と無駄に叫んでいるが、街の明かりはこうこうと光っていて停電も限定的。断水も限定的。
都市機能は失われていないというのが、テレビで見た印象である。
一つは震源が浅く被害地域は狭い範囲、都市部から離れていた、台湾は地震国で対策がある程度取られていた。などが考えられる。
監視カメラ映像などでは確かに震度5強レベルの揺れ方をしている。3.11のとき東北から関東にかけて震度5強、5弱の揺れに襲われたが我が家も含めて建物や建物による人的被害は少なかった。あの大津波がなければ死者は出ないし、家はあるし、原発も普通に動いていた。
もう一つ、台湾と3.11の共通なのは逆断層だったこと。地面は縦に揺れるので建物の被害が少ない。阪神能登や熊本は横ずれ断層、これは建物に対する被害が大きい。
私でもわかることなんだからテレビでは大変だあばかりでなく、もっと落ち着いて論理的に解説して欲しい。

もう一つ
大谷くんの1号、良かったねえ。
昨日からニュースのたびに見せられているが、何度見てもいい。スカッとする。
昭和の王、バース、平成の松井、スカッとするホームランは芸術だ。