地震


今日、昼休みごろ関東地方に地震があった。
震源福島県沖となっているが地図で見ると宮城県に近い。深さが40kmと浅い部類。
となれば、3.11を思い出す人も多いのでは。
実際、初期微動が長かった。震源が遠いと感じた。主要動が来てグラグラ揺れだしたが、いつになく長い、さらにしばらくしてもっと大きく揺れた。まさに3.11の揺れ方である。あのときも揺れだしてから震度5の揺れになるまで1分ぐらいかかった記憶がある。今回は震度3で収まったので良かったけど。

お気づきだろうか。ちょうど1時間前、東京が震源震度1から2の地震があった。
こちらは深さ100km、違う地震かと思いきや太平洋プレートの沈み込みを考えると同じプレート境界地震といえなくもない。3.11より少し深く北アメリカプレートに寄っていた。

台湾地震フィリピン海プレート、台湾の東部震源に近い地域は海に向かって切り立っている崖が多い。これは断層による地形だろう。能登半島の北部と似た地形。

昨日もここで書いたのだが、津波の警報や予想は正しかったのか。テレビを見ていると全く検証していない。みんな整然と逃げられたとか、車で逃げようとした人で渋滞したとか。防災で避難は大切なので科学に興味がないバカマスコミはそれでいいのだが、興味がある人には検証して欲しい。つまり津波予測の正確性信憑性についてである。今後30年以内に大地震の起きる確率は80%、明日起きるかもしれないし30年起きないかもしれない、という極めて消極的な予測である。これは理由がはっきりしている。今の科学ではわからないから。無理くり絞り出したのが30年以内に何%という話である。
津波予測もわからないならはっきり「よくわからない」と言うべきだな。沖縄本島では津波は観測されなかったのに何十万人を避難させて飛行機を止めたのである。よくわからないから、とりあえず逃げましょう。ではやはりだめなんだろうな。(笑)