千葉県で地震


先程9時24分に地震があった。
地震に驚いた。それは大きな揺れだからではない。
それが、その10分前にも千葉県を震源とする地震があったからだ。

震源の深さや震央の位置は違うように見えるが、私の推測では同じ震源
太平洋プレートが沈み込んで北アメリカプレートとぶつかっている同じ斜面の断層で起きたと考えた。
震央に対して北西側に震度表示が広がっている。その向きの直線上に2つの震央がある。
そして最初の地震が深さ70km、2回目が50kmとプレートの斜面と一致している。
10年前の3.11では茨城県沖の海溝で断層の破壊が止まった。まだ3.11の続きが房総沖に残っていると見るべき。さらに、古い学説だが関東大震災震源となった相模トラフは三浦半島の先っちょを通って房総の山を作っている。その先の房総沖までが関東大震災の予想震源域となっている。
関東大震災の予測する学説としては、南海、東南海地震が先発で起きるというのがある。
今日の千葉県の地震関東大震災と結びつけるにはかなり無理があるのだが、大正12年から100年になる。80年から120年周期という説からしても待ったなしの状況になりつつある。

もう一つの見方としては、3.11は関東大震災から90年、周期説としてはビンゴに近いタイミングであった。実際大正の大震災のときも横浜以南では震度6だったが東京では震度5程度だったという説がある。
都内では地震で倒壊したという被害より火災による被害が大半だった。
地震学的には3.11と相模トラフの地震は別物だが、年表を作れば東京で震度5の大きな地震があったと書くことになる。あとから見れば90年周期で地震があったと歴史書に書かれるかもしれない。