今日は地学の話。
薩摩硫黄島の噴火警戒レベル2
先日霧島新燃岳の噴火が話題になったばかりだが
100キロほど南の薩摩硫黄島で噴火活動のニュース。
熊本地震は中央構造線の上の地震帯。
薩摩硫黄島は霧島火山帯に属する。
一度行ってみたいと思っているのだがいたるところから
火山性の噴出物があり、港も水面が黄色いとか。
火山活動の勉強をするには最適な場所の1つである。
もう一つ
今日、房総沖で震度2の地震があった。
昨日は千葉市を震央とする震度2の自身があった。
房総沖の震源はまさにプレートの境目付近。
忌まわしい7年前の震災の震源域の南側。
茨城県沖までが当時の震源域だが、房総沖はまだ地層が破断していない。
更に昨日の直下型地震は深さ70キロ、プレートの潜り込んだ先の境目である。
つまり、2つの地震はつながっている。
予震でなければいいのだけど。
1日に何回も周辺で地震が発生すれば7年前に近いが
それほど頻発はしていないね。
もう1つ
ブラタモリでも度々登場する言葉にカルデラがある。
鹿児島には霧島山系の加久藤カルデラ
桜島を含む姶良カルデラ
池田湖を含む阿多カルデラ
硫黄島を含む鬼界カルデラと多種多様。
さらにそれぞれのカルデラは破局噴火をする。
破局噴火とは、地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、
しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる。
上記のカルデラでの破局噴火では石器時代や縄文時代に付近に住んでいた人間を絶滅させた。
シラス台地の下から石器人や縄文人の遺跡が見つかっている。
統計的には1万年周期、前回が8000万年前だったそうなのでそろそろだそうだ。
偏西風に乗っかれば関東にも10センチ程度の火山灰が降りライフライン交通を
中心に壊滅的な被害が出るそうだ。
安倍首相の婦人が何を言ったか言わないかなど吹っ飛んでしまう国難になる。