石破首相に前政権政策継承要求

 岸田文雄前首相は6日、石破茂首相に対し、経済や外交をはじめとする政策を自身の政権から引き継ぐよう求めた。退任後初めて地元・広島市に入り、支持者らを集めた会合で「流れを止めてはならない」と述べた。
というYahooニュース。

最近の政治ニュースは、裏金議員の公認どうする、というネタ。
総裁選挙のときは厳しく対応するという感じだったが、総理大臣になった途端トーンダウン。すでに党としては処分している、という話になって公認する流れに。まあ、突っぱねることも可能だし世論もそれを望んでいるのだけど、公認取り消しで裏金議員となれば田舎はわからないが都市部は確実に落選だろう。とすると多くの議員をなくすことになり、今の連立政権が倒れるとなればせっかくなった総理大臣のイスから転げ落ちることもありうる。ここはひとつ大人の対応、批判されるのを覚悟で公認するしかないだろう。
それでも石破の最後のふんばり、比例には名前は入れないとした。さらに一部非公認。まあブレブレと言われているけどナントカ石破色を残したということか。しかしながら比例による復活当選はなくなるわけで議員数が減るのは間違いない。石破政権の審判というよりは裏金議員の審判という色が強い総選挙ということだ。
無派閥の総理大臣としては小泉政権があるが、彼は本気で派閥政治をなくそうとした。閣僚人事では民間から登用したり、財政再建に本気で取り組み経済が落ち込んで批判を浴びた。そもそも今の子供達に国の借金を負わせないと本気で思っていたのは小泉政権ぐらい。後は野党も含めてばらまいてなんぼという政策ばかりでうんざりである。石破は地方創生を全面に打ち出しているが、竹下政権のような究極のバラマキはやめてほしいね。彼はバラマキとの引き換えに消費税導入をしたわけで。

もう一つ
060番号を携帯電話用に
というYahooニュース。

FMCの特徴】
会社への電話を外出先(携帯電話)で対応できる。
どこにいても会社の電話が受けられること。
携帯電話へ登録した電話帳が社内でも使える。
社内からの内線発信は、IP電話等の安い回線が利用できる。
ビジネス用途として具体例としては、1台の携帯電話が社内では内線コードレス電話機として、外出先ではそのまま携帯電話としてシームレスな利用が可能なものなどがあげられます。

これが060の定義で現代ではほぼ使われていないという。
思い出すのが070。私等世代はPHSと思うのだけど、実はPHSの開発には有線回線の端末との共用が実用化されていた。つまり家ではコードレス、外ではPHSで使えるという上記060とは反対の追い込み方である。日本には1億人いるのだけど携帯電話の需要は最後の一人まで伸び続ける。平和でいいことだとは思うけどね。

VW The new T-Cross 試乗

ちょっと前にT-Rocを試乗したがあれはちょっと高級すぎる。今回は一応可能性があるT-Crossを試乗した。外観はほぼニ台の違いはわからないが、カタログ的にはこちらのほうがポロベースで少しだけコンパクト。ベースのポロも3ナンバーになりSUVになるとポリュームが増すので区別がつけにくい。運転席に入ると少しコンパクトに感じる。それはそのまま日本の道路事情で運転しやすいかの指標にもなる。今の車はでかすぎる。
試乗車はベースグレードでナビと安全装備がオプションでついている。上級のRocとの違いはサイドブレーキが古風なレバー式とのこと。そういえば私の乗るクルマも2台ともオートサイドブレーキ。久々にレバーを使った。
1000ccターボ、7速DSGはいよいよ成熟して何の不満もない。1000ccの発進トルクも何故か問題ないのが不思議だ。さらに左折でぐいっとハンドルを切ってもタイヤもボディも狙ったラインで曲がってくれる。国産車はここでロールを出すのだがVWはほとんどロールしない。SUVになったせいでサスのストロークも余裕があって固めなのに多少の段差もスイっと通り抜ける。欠点を見つけるのが難しい。
VWの売れ筋のSUVが残価設定で50%になったとのこと。トヨタ車に比べればまだまだだが外車としてはいい数字になった。VWトヨタ並の残価率でもいいような気がするが。
営業マンから面白い情報。このT-Crossは本国の通常仕様をやっつけで右ハンドルにした、本来は左ハンドル向けで作られている。まず、トランクを開けるレバーが足元にない。なんと助手席の足元にあって運転席からは開けられない。さらにサイドブレーキも助手席側にあって運転席脇には電源コンセントになっている。私にはそのやっつけ感が面白いと思うのだが。
欠点といえば室内の広さで180の私が座るとリアシートとの隙間は20cm以下。5人がゆったりという感じではない。その代わりトランク部分は深くなって荷物がたくさんはいる、さらに深い部分は
買い物袋を置いても転がりにくくなっている。
見積額は5年延長などもろもろで450万を超えていた。品質からすればそんなものだろうがちょっとお高い。

死亡事故の全長45メートル踏切

死亡事故の全長45メートル踏切、市長は廃止方針 住民は存続求める
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古くからあるシステムであること。機械が壊れていないこと。この条件が揃っていて事故に遭うのは自己責任でいいのではないか。先日の事故はスマホを見ていて線路側で立ち止まっていた。そんな人まで安全を担保する社会を作るのは難しい。スマホ絡み自転車絡みの交通事故でかなりの割合になっているそうだ。普通にルールを守って交差点に注意して運転すれば大抵の事故は防げる。一つだけ問題点があるとすれば主に自転車だが、彼らの8割は交通法規を知らないのではないか。そもそも免許もないからルールなどとゆるく話をしているがスマホを見ながらの運転は重大な違反なのである。それを誰がどこでコイツラに教えるべきなのかが大切なのだ。踏切をなくすことがその場ではいいが社会全体の安全にはなっていない。日本は教育を学校だけで教科書だけでやるものだと思っている。学校ができないのなら自転車運転者は警察に呼んで講習を受けさせるべき。
随分前になるが見通しの悪い交差点、塀が高い。通りに出ようとかなりゆっくり通りに出ようとすると歩道を左側から自転車が飛び出してきた。自転車は歩道を右側通行。せめて歩道が切れている交差点では速度を落とすなり注意して道路に出るべきだが、歩道がつながっているとそのまますっ飛んで飛び出してくる。せめて左側通行していれば私ももっと早く気づいたのだが。私の原付と自転車がぶつかった。おまわりさんは「右側はだめだよ」と言っていたが保険屋さんの査定ではこちらが悪いと。もうガックリ。こんな法律では絶対に自転車事故はなくならないよ。
いよいよ、自転車の違反を検挙できる法律が施行される。問題になっているアホの若者の自転車からはバンバン罰金を取ってほしい。

NHK中森明菜

今、NHKでやってる中森明菜特集。
カバーズという番組なので、本人は出てこないのだがデビューからの曲をちょっとずつ。
私はこれまで中森明菜のCDを買ったこともないし、録音してクルマで聴いたこともない。それほど好きではない。
なんだけど、ほとんどの曲を知っているし、今になってみると好きだったのかもしれない。
来生姉弟の曲は好きだし井上陽水も好きだし、彼女もキュートで可愛い。悪いところがない。
そして松田聖子に並んで時代を作った女性である。だからこそずっと古いビデオを見ていられるのだ。
いいものはいい、偉大なものはいいのである。

テレビの話だと
前回は「坂の上の雲」のことをここで書いた。
昨日見たのが1日オンエアの「芸能人格付けチェック 秋の3時間スペシャル」を見た。毎度のことだが思いっきり笑える番組である。
この番組が長寿である奥深い理由というのが、感性はお金で買えないということ。金持ちがいいものを食べてサイコーと言っているが、目をつぶって食べた時に本当にサイコーがわかるのか。若い頃、長野や山梨のワイナリーに行って価格の違うワインを飲み比べてみたが、味の違いはかろうじて分かるけどそれが高いものか安いものかはわからなかった。どうしてわからないのだろうと思っていた。鈍感なんだと思っていた。ところがこの番組を見ると長年のモヤモヤがわかった。溜飲が下がった。
実は金持ちは値段を見て美味しいと言っているだけなんだ。最新ファッションを見て「どこがいいのか」と思ってもいいのである。

「アメトーク3時間スペシャル」を先程見た。
後半のダンスが下手とかいうのは見ないが前半の鉄道ネタは相変わらず面白かった。私のように知ったかぶりの鉄道マニアにも「あーそうなんだ」と言わせるネタを仕込んでいる。ゴールデンでやるにはちょいと、というくらいのマニア度がいい。
それに比べてNHKで昨日やってた「新幹線60年」はつまらなかった。ある程度新幹線が好きだという人なら知っているような話、目新しい映像も少なく。さらにナレーションのお笑い芸人がナレーターに徹していればよかったが持ちネタみたいな喋りで台無しにしていた。鉄道や自衛隊ネタはきっちり作り込まないと小学生向けの番組になってしまう。

NHK映像の世紀、「月曜日」というネタ。
月曜日に起きた大事件を、ということだが内容はこれまでのアーカイブの寄せ集めだった。が、後半に視聴者の書き込み紹介で「月曜日の夜に映像の世紀を見るとますます重い気持ちになる」というのがいくつもあるときいて思わず吹き出した。確かに映像の世紀は全テレビ番組の中で一番重いと思う。

宮崎空港の誘導路で爆発

宮崎空港の誘導路で爆発 原因はアメリカ製500ポンド爆弾の不発弾と判明 2分前には近くを航空機が走行 MRT宮崎放送
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ついに日本でも航空へのテロ、と驚いた。が、不発弾ということ。
だからホッとしたのか、だから問題なのか。判断しづらい難しい問題である。
兎にも角にも「戦争の爪痕」という結論にはなる。戦争がいかに愚かなことか、80年経ってもまだこうして非戦闘員が迷惑を被るのである。あわや命の危険もあったわけで。戦争はいけないことなんだなあ。

先日のテレ東の自衛隊番組。第8回と書いてあった。まだまだいろいろあるのだね。
つい先日、古いレコーダーの中を整理していたら「1964東京五輪ブルーインパルス」というドキュメントを見ていた。ブルーインパルスが創設されて数年での大イベント。まあ、知る人ぞ知る有名な話なんだけど、ついついばっちり見てしまった。そしたらテレ東では「長野五輪ブルーインパルス」というドキュメントだった。
そんなことよりびっくりして見ていたのが海自の最新護衛艦、今流行りのステルス艦。海自もすでに持っていたか。知らなかったのはマニアとしては恥ずかしい。そのステルス性能やスタイルではなくもっと驚いたのが、掃海艇の能力も持つということ。やっとここで表題につながるのだが、最新鋭艦を持ってしてもまだ80年前の戦争の処理をしているということだ。
それでもなかなか戦争はなくならない。というのもロシアの経済に答えがある。なんとあれだけ戦争にお金も兵隊も注ぎ込んでいるのに経済成長しているのだそうだ。西側が進出したマクドナルドなどのチェーン店、西側が撤退したあと居抜きで新規企業が展開して軒並み儲かっているそうだ。さらに戦争で軍事産業はフル回転、雇用も増えて儲かっている。共産主義なものでいくらでも税金でお金は作れる。そのお金は兵隊の給料や軍事産業にまわして国は潤っているとか。もちろんどこかに猛烈な歪があるはずなんだけど。金の亡者は戦争をやめられないらしい。

ロシアだけではない、イスラエルもアフリカでもアジアでも軍事政権や内乱で大量の武器が流通しているそうだ。ヒトラーは経済のためと称して戦争への道を爆進、国民はそれを支持した。日本でも昭和恐慌と震災のあとに戦争へと国民を駆り立てた。
NHKで「坂の上の雲」を放送している。明治になって日本が進むべき道は戦争しかなかった、というようなストーリーである。あまり大きくは取り上げられないが、1945年当時の日本でもアメリカでも帰還兵の怪我や病気、病気の中でもPTSDがどれだけたくさんいたか。それがどれだけ経済に負担をかけたか。私はもうリタイヤする年齢になったので戦争が起きても駆り出されることはないだろうが、多少生活が良くなると言われても戦争はすべきではないと考えている。

能登半島豪雨災害、不明の中学生

先程のニュースで能登半島豪雨災害で行方不明になっていた中学生が福井県沖の海上で発見されたという。
このあと解剖や身元確認があるそうだが着ていたジャージに名字があったとの情報もあり間違いないのではないか。家族の気持ちを考えるとなんとも。

今両親の介護で苦労をしている私が思うのは人の生死、神様や運命や怨念を改めて考えさせられている。
不明の中学生が数百km離れた海上で腐乱死体で見つかったというのは衝撃的だった。福井港から40km離れた海上で漁船が見つけたというのだからものすごい確率、つまり10代で突然の死を迎えた彼女の強い思い、怨念なのか。家族に返してあげようという神様の力なのか。

津波や豪雨の災害には共通点がある。それはその場所にいなければ死なないということ。近くに海がある、川がある、山があるということはそれだけ危険だということなんだろう。
私は聞いただけだが、山登りには沢登りと尾根上りがある。沢登りの方が楽だそうだ。それは水の侵食による緩やかな勾配だからであろう。ところが沢は雨が降ると危険な場所になる。尾根上りが安全なんだそうだ。
以前広島の豪雨災害の慰霊碑を見てきた。今は立派な砂防ダムがある。ダムがあるということは沢なんだ。多くの命を奪った豪雨災害だが被害に遭ったのは沢に住んでいた人。地形を考えることは大切なんだと改めて思った。

備蓄米放出せず「決断に誤りはなかった」

備蓄米放出せず「決断に誤りはなかった」 退任会見で坂本農水相
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結論から言えば誤りはなかった。それは農家やJAに対してである。農水省はそちらの方向を見ている役所なので言い分はあっている。
ただし、一般国民、つまり日本人の7割以上の人はこの政策によって米価が大幅に引き上げられたことに困っている。感情的な話でなく困っているのだ。それがわからないのが農水省なんだろうね。システムとしては仕方がないということだ。

今日は午後に国会で総理大臣が決まり、官邸で大臣が決まり、皇居で任命という政治には大きな1日ではあるが一般国民には大した影響も興味もない。誰が農水大臣をやってもお米は高いままだ。それどころか今日から食べ物から電気からはがきに至るまで値上げするという。一部の人には夢のような良い1日なんだろうけど私達には苦痛でしかない。日本だけでなくG7はすべてインフレで、と言い訳するのだろうけど、総生産や賃金などの要素を盛り込んで考えると日本は一番貧しい。裏を返せば新幹線ができた頃に戻ったということかもしれない。つまり本来の日本の経済力、政治がこんなものなのかも。
週末にスーパーに行くとかごにこれでもかと食料品を詰め込んで、長々とレジを占領して満足そうに支払いをしている人を多く見かける。食べ盛りの子供が3人も4人もいるならわかるが、そういう年齢層でもない。今話題のコストコ渋滞、地元のスーパーに比べてそんなに安いとも思えないのだけど大量買いしてニコニコしている人多数。後で何件かで分けると言い訳しているが、並んでまとめて買うほどのものでもなかろう。
日本人は「なんとなく豊か」という錯覚、感覚が麻痺しているような気がする。
そもそも日本は一部の都会だけ見て豊かだと思わされているが、個々の住宅事情を見る限り狭い部屋に押し込まれている。6畳くらいの部屋をいくつも作って「個室」と言っているが刑務所の個室と同等だ。家にいられないから休みに出たがるわけで。一種の仮釈放だな。
給与や貯蓄額の平均値と中央値が極端に違うのも一般人が豊かではない証拠だろう。

石破総裁、石破内閣

自民党総裁選挙、誰が当選するかと注目されていたが、結局当初の調査通り石破総裁が誕生した。
ほぼ予想通りということで、早速党三役やら組閣やらと人事のニュースが速報されているが、私はそれほど自民党の偉い人たちに精通しているわけではないので誰が何になろうとそれほど興味がない。大谷くんの打率のほうがよほど大切なことだ。日本の政府がと大上段で構えても誰が何になっても日本の未来は変わるわけではない。多分変わるような人を総理大臣にはしないだろう。
おまけにまるで義務のように総選挙と言っているが、本当に解散総選挙を国民が望んでいるのだろうか。適当な間隔で選挙をしなければいけない理由でもあるのかね。あるとすれば選挙のお金を当てにしている人たちかな。ポスターから看板、チラシや街宣車、選挙事務所にだるまにコチョウランまで選挙で儲かる人はそこそこいる。なんたって数週間で何十億円も血税を捨てるのだからね。あの狂想はお金を捨てているとしか思えない。テレビやネットで政見放送をしてネットで投票すれば何十万人の人が仕事を失うかな。先日の都知事選挙の混乱を見れば制度が破綻していることは子供でもわかる。さらに開票0%で当選確実が出るに至っては選挙自体が必要もない。

もう一つ、不適切な内容が含まれるので敏感な人は読まないように。
上野のパンダが中国に帰っていった。直前の今週は毎日パンダにお別れの人が上野に長蛇の列。開園前にパンダは見られないとの告知。パンダは私の世代から人気のある動物だ。子供の頃にカンカンランランが上野に来て大フィーバーだった。というわけで子どもたちが悲しむというのならなとなく同調できるのだけど、テレビに出てくる列に並んでいるのはオバハンばかり。それも平日に時間がたっぷりあって早朝から並ぶことができて1分半の観覧で大満足できるオバハンである。ここからは私の独断だが、オバハンはそれほどテレビの大画面で「あー素敵だ」という人が一人もいないのである。どうしてパンダが大好きなオバハンはそれほど美人ではないのか。もっと美しければパンダなんかよりもっと夢中になれたことがあったのではないか。でも刺繍やパッチワークではもっとインドアで憂さばらしができない、などなどの深い理由がそれぞれの人生にあったのでは、などと想像を膨らましてしまった。
若い男性だと2次元や地下アイドルの走る、おっさんだとギャンブルやアルコールに向かう、というのと似ているのか。かくいう私もこのあまり素敵ではない集団なので。ただ、私の部類はニュースで取り上げられたりインタビューを受けたりイイネが何百もつくような人たちとは違う。そもそもテレビに出てくるというのは面白がられている人達ということ。それも一つの自己顕示欲なのか。

タモリステーション

コンビニがテーマだった。
より良いサービス、品質の向上などまあ多くの人が知っているだろうネタをやっていた。
全国ではどうかわからないが都市部では同じ系列の店舗が数百mの距離で存在。駅チカでは通りを挟んで道の両側にあることもある。もちろん利用者がいるからたくさんあるわけで。
都心では仕方がないこと。オフィス街でおにぎりやポテトチップを入手するのは難しいだろう。便利なのである。
FBやXのリールなどで戒めめいたミニ知識をよく見る。嫌われない方法とか言葉遣いとか出世する人のタイプとか、その中で目に付くのがお金持ちと貧乏の対比。ほぼ必ず出てくるのか「付き合いだけの飲み会や会食」「コンビニ利用」である。我が家は都市部とは言っても郊外なので駅の近くや街道沿いに大きいスーパーがある。2割引きとか半額のシールを探して彷徨っている。たまにコンビニ利用すると価格に驚く。98円のおにぎりが140円、99円の缶チューハイが140円、350円の弁当やスパゲティが560円。どう考えてもスーパーの方がお得だと思うのだけど昼前後のコンビニでは弁当や飲み物が飛ぶように売れている。スーパーより高額なのは明白、24時間営業のための人件費と光熱費を昼間に来る人が負担しているわけで。タクシーや一部の飲食店のように「深夜料金」を取るべきではないのか。どうせ客は金持ちだし。
一部コンビニオリジナル商品で美味しいと評判のものもあるだろうから、それが欲しい人は仕方がない。でもね「コンビニが近くにないと生きていけない」とよくいう人を見かけるがお金に困っていないのだろうな。
さらに番組では無人店舗の紹介、カメラやセンサーやAIや通信機能を使ってセキュリティにも配慮して実現している。が、その大本にあるのは人件費の節約であってユーザーにメリットはなにもない。便利ではない。
コンビニが本当にコンビニなのは小売ではなく、公共料金や税金の支払いや多機能なATMや通信機器が使えること。中には郵便ポストや宅配便も使える。過疎地の郵便局問題や買い物問題があると聞いているが、コンビニ1件あればすむ。もちろん企業としての利益は出しにくいだろうからそれこそ公共サービスの予算を使えばいい。
過疎地の水道問題はよくニュースになるが、コンビニで20Lで売ればいいのではないか。過疎地で井戸もないようなところは仕方がないことである。便利を追求するというのはそういうことだ。

知事失職

昨日テレビをつけたら記者会見、某知事が失職するというニュースだった。
あとから知ったことだが辞任と失職は違うのだそうだ。辞任だと今の知事の任期が生きてしまう、つまり選挙しても知事になった人の任期はあと1年、失職だと選挙したあと4年の任期になるそうだ。
すごいのはその4年を自分がやるつもりだということ。このところ毎日ぶら下がりに丁寧に答えていたのも売名行為ということらしい。世の中不思議なもので良くも悪くも有名になればその分の恩恵があるということ。と、してもここまでの報道をすべて真に受けたとすればあの人に投票するというのは、前向きな考えの人ではないよな。
もう一つ興味深いのが『高校生からの励ましの手紙』。一部の週刊誌がその高校生を探しているらしい。会見ではその手紙で再出馬を決意したとある。その手紙がなければなかったのか。と推論していくと限りなく嘘に近いエピソードである。市民ではなくて高校生としたところに作為を感じる。『鋼のメンタル』と本人も言っていたがそういう人は一定数いるのだ。元公務員の私の職場などでは一通のクレームで管理職に呼び出されてグダグダ言われていた。が、この知事を含めてテレビに出るような人は必ず支持する人と嫌う人がいるわけで。俳優やプロレスなどでは必ず嫌われ役がいる。演技とはわかっていても酷い言葉を浴びせられるそうだ。私のように心の弱い人には務まらないな。
この手のバッシングで犠牲になるのが家族である。知事の家族はどんな気持ちでいるのだろうか。私が見ている限りマスコミはそこまで追いかけていないように見えるが。

もう一つ鋼のメンタル
広島の中心地で豪雨対策の排水管施設の建設工事の真上で地面に穴があいて多くの住宅が傾いたという。当然家には住めなくなり近くの学校の体育館に避難。そこへ市の担当が住民に説明という映像。
担当者は被害者に囲まれてサンドバッグ状態。あらかじめ覚悟を決めて言っただろうから想定内の状況なんだろうけど。穴掘ってたら崩れて地面が凹んじゃった、という数分の説明で理解できることなんだけど何時間も文句を言われていたそうだ。
先日も広島での豪雨災害の慰霊祭のニュースをやったばかり。広島は古い花崗岩層の地質でそもそももろい。さらに広島市内は川に囲まれた三角州地帯に街がある。地質も地形もそういう場所であるから地下に何かをしようとすればこういう事態は想定内ではないのか。
そんなことを言ったら全国の大都市は大抵は河口の三角州のような平地に作られている。それでもこういう事故が起きにくいのは地形だけでなく地質もあるのだろう。中国地方の花崗岩、九州のシラスなどもろい地質を理解しなければならない。
関東でも外環道建設の地下の掘削工事で地面に陥没ができたと話題になった。他山の石とすべきである。