雲が広がってはいたが月はおぼろに見えていた。
羽田アプローチとのコラボが見られるか。
アプローチ機は南西に向かうので月が南中してから南西に移動する間を狙うのだが、昨日なら良かったが今日はかぶるのが予定時刻は23時。つまり羽田の門限に引っかかる。さらに月は数分おきに雲に隠れる。さらに露出が難しい。月だけ撮るのならいいのだがそれだと飛行機は影しか写らない。月に飛行機が飛び込んでくれればいい写真になるが我が家の上空1500mくらいだと明らかに月より飛行機が大きい。どうしても機影が必要になる。すると絞り地やISOは一杯にあげてあるのでシャッタースピードを落とすしかない。初老の私に難しいスローシャッターである。とはいっても1/100くらいだが。600mmのでかいレンズを支えての撮影になる。
シャッターを押したときは撮れたーと思ったが実際PCの画面で見るとブレブレである。
世の中にはコレだけの急激な気候変動を「自然の摂理」という人がそこそこいるそうだ。さらに地球の歴史から見ると現在は小氷河期、平均気温は40億年の歴史でも現在は低い。縄文期までは海面は10m近く高く東京湾は群馬県近くまで入り込んでいた。今の都心地区は海の底。恐竜時代の超温暖化時代が隕石衝突で終わって平均気温は25度から13.5度になった。大体現在というか産業革命までの気候である。石炭石油を燃やすようになってから平均気温は下げ止まり急激に温暖化している。特に人口の多い中国やインドやアフリカなどで経済成長が始まると、現在の危機的な状況になる。平均気温13.5度くらいの気候で人類は進化してきたので特に農作物や都市の構造はそれに適した進化をしているわけで。いまさら新しい気候で、というわけにも行かずすでに今年のから梅雨で農作物の被害が出始めている。下手すれば米の収穫量にも影響してまたまた秋以降大騒ぎになるだろう。今後、この暑さに耐えられない人はどんどん淘汰されていき新しい気候に耐えられる人種と耐えられる農業が世界を制する。
気温が高いということは熱エネルギーが大きいということ。頭のいい人がその温暖化の熱エネルギーを利用する技術を開発できないか。でかいビル建てて、小型の扇風機持った奴らがようもないのにビルの内外をフラフラしている。自然淘汰される優先順位上位はこういう文化を持った人達だ。