教員50年ぶり給特法見直し→月額上乗せ「10%以上」

良かったではないか。給料が数万円上がれば教員志望者が増えて教員不足も解消する。
と、本気でお役人や国会議員は思っているのだろうか。そもそも彼らは学校の先生に思い入れがないのだよな。普通の公立学校で普通に勉強運動していたら国会議員や国家公務員にはほぼなれない。たいていは有名な塾や予備校、有名な高校、大学を通過しての議員であり上級?国家公務員である。公務員の先生の言うことは聞くけど鵜呑みにはしていない。政府側がそういう態度だから教員に対する風当たりだけが強くなるわけだ。
ネットニュースを見ていると気に入らないことを言ったからと訴える。今はスーパーでも病院でもよくある「お客様カード」なるものでいくらでも文句が言えるのだ。「そんなことをいちいち」とできればいいのだが今の時代は間抜けな意見もすべて受け入れるというのがサービス業では当たり前になった。ただねえ、子供を成長させるという仕事と整合性がない。そもそも勉強も運動もしつけもやられる方は大なり小なりつらいこと。それに文句を言う子供ともんぺがいるから仕事がきつくなる。

先日関西の中学校でクラス替えをやり直すという事件が全国に流れた。クラス替えのときにあの子とは嫌だ、別にしてくれ、という大量の足かせのクラス替えは大変である。そんなお客様の要望にもお答えする教員の大変さも伝えるべきではないのか。

働き方対策で少しは良くなったとどこかに書いてあった。が、その分新しい仕事をぶっこまれたという書き込みもある。数万円給料が増えれば教員も少しは我慢もできるかもしれないが、仕事を選ぶ学生が喜んで希望するとはならないだろうな。