能登地震

昨日、午後はつまらないTV番組は見ないで録画したビデオを見ていた。テレビ鑑定団をまとめてみていた。嫁さんが「スーパーへ」というのでクルマに乗る。エンジンをかけてナビ画面がついたときに地震速報。二度見すると石川県能登地方とあった。

買い物から帰宅して改めてテレビを見る。
発生1時間後では人的被害はほぼなし、空からの映像でも建物崩壊は限定的、がけ崩れも限定的だった。震度6強という割には被害が少ないように見える。
推測としては、震源が極めて浅い直下型地震、強い揺れの範囲が狭い。断層の破断の範囲も狭いと感じた。断層は逆断層、したがって揺れ方は縦揺れになり建物への被害が少なかったと考える。阪神や熊本のような横ずれ断層の破壊力とは違っている。
地図で見て直線的な地形や細長い地形は断層でできたと考える。能登半島の北側が東西に曲がっていて海岸線が直線的なのは断層によるものと考えている。定規で線を引くと佐渡の横長の地形にぶつかる。
日本海海底には大陸から日本列島が離れたときの東西に広がる正断層のくぼみがあり、その離れる方向に力が働いた陸地側に逆断層の活断層があるのではないか。プレート型と違って震源が浅く、小さいマグニチュードでも揺れが大きくなる。昭和から平成の何度かの新潟地震も似たようなメカニズムではないか。今の科学では活断層の予知は不可能。

地震のログを見ると、能登地方では数十分おきに震度3程度の地震、余震が発生している。現地の人は気が気でないだろう。2011.3.11のときもずっとゆらゆら揺れている感覚があったのを覚えている。怖かった。
ちなみに数字でいうと昨日は令和5.5.5、神様はゾロ目が好きである。