今朝7時58分に大阪北部を震源とする地震があった。
大阪市で震度6弱という大きな揺れ。
大阪市内という言葉から連想されたのが上町断層である。
街のど真ん中を南北に走っている活断層だ。
人口が多い地域なので人的被害が大きいと言われていた。
ところが、震度の大きいところを見るとやや北より、それも東西に広がる。
再び活断層を調べてみると阪神淡路大震災の震源につながる
有馬高槻断層が怪しい。
先程専門家のコメントをテレビで見た、「この活断層は横ずれ断層…。」
もし横ずれ断層で震度6クラスとなると
阪神淡路大震災や熊本地震のような破壊的な被害が出やすい。
横に動くので、ものが倒れやすい特徴がある。
ところが、今の情報では突き上げるような揺れ、室内の被害はほとんど無いとある。
多くの地震計が震源域を中心にして減衰する震度を表示しているので
震度の間違いとは言えない。
とすれば、エネルギーとしては横ずれだがうまいこと逆断層のようなずれ方をしたか。
とにかく被害が最小限で良かった。
それにしても、新幹線が東海道山陽でほぼ全線止まっているという。
このところ、新幹線は受難の日々である。
安全神話は堅持されているが、システムがちょっと時代に合わなくなりつつあるのか。