「年収103万円の壁」見直すとどうなる?

「年収103万円の壁」見直すとどうなる?所得税の免除額が広がり市民は歓迎ムード 札幌市は大幅減収で除雪など行政サービスに支障をきたす可能性も…
というYahooニュース。

地方税は5兆円減るそうである。そもそもの話なんだけど年間で100万円ちょっとの収入の人から地方税だけで5兆円も巻き上げていたことに驚く。昨日のテレビでも税収の減った地方都市のことをやっていた。サービスを止めたというのが多かったが止めてもなんとかなるのだったら今まで無駄だったこと。もともと税収や人材があるのならサービス向上でいいのだが地方にそんな余力はない。無駄なサービス、言い換えれば特定の人のためだけのサービスは切り崩すしかない。
さらにその番組では政府からの補助金を次々に申請して予算を勝ち取るという。おいおい、その助成金とやらはわたしらの税金だろう。ばらまく余裕があるのなら減税してほしいよ。私もあと数年で年金をもらう立場になるのだけど、今の制度からしてどんどん支給額を上げろとはいいにくい。逆に団塊の世代以上の人たちはもらいすぎではないのか。ただ自分のもらえる額は親の半分以下、下げてもいいとは言えない。でも破綻しないためにも、現役世代に負担を求めないためにも無駄な行政サービスよりも制度の持続を優先すべし。そのためにも低所得者から少しでも税金を取ろうという制度を改めることはいいことである。
話は一部矛盾しているが、低所得者を多少優遇して年金制度は持続可能にすべき、つまり税金の使い方を根本から考えないと少子化、高齢化、所得が増えずに物価が上がる、などなど良くなることはないのである。一部の金持ちが頑張っているから、物価が上がれば消費税も増えるから、税収は増えているそうだ。上記の矛盾は頭のいい人が考えれば解消できる。

昨日は南風になり羽田アプローチは都心ルートになった。