【速報】万博ボランティア希望者は55000人超

朝からずいぶん雨が降った。
昼過ぎに銀行に行く用事があったが、傘を持っていったにもかかわらずずいぶん濡れてしまった。

大阪万博に関してはずいぶん批判的なニュースやコメントが多い。予算がもともとの計画と実際が大幅に増えるなんていうのはいい加減聞き飽きた。お祭りより生活に予算や人を割くべき、というのも1964の東京五輪のときの世論もそうだった。
1970の大阪万博は6000万人の入場者、だから大成功というのだが明らかなオーバーツーリズムであったことは美談にさえなっている。五輪も万博も新幹線も高速も作ってしまえばおしまい。その後にどれだけの借金が残り維持費がかかるかは子どもの世代に丸投げである。
大阪万博はよい前例となった。終わったあと太陽の塔を除いてすべてのパビリオンをぶっ壊して更地にしたこと。お陰で維持費はかからないしお金がかかったという領収書以外の証拠を隠滅。あとになってあーだこーだ言われそうな痕跡はなくした。お陰で何も言われない。
さらにバブル景気まではいろいろな負債は経済成長で帳消しになった。ところが、21世紀はそうは行かない。はずなんだけど、無観客で入場料収入のアテが外れた東京コロナ五輪も莫大な負債を誰もツッコまない。やっちまえばあとは野となれ山となれ。
議員も役人もどんだけ損害を出しても誰も責任を取らない。お祭り騒ぎで楽しんで、その代金は次の世代に丸投げ。ひどい話である。
子どもたちには「キリギリスのように遊んで金がなくなればアリに助けてもらえばいい」と教えている。ひどい話である。(厳密には「遊んで」ではなく「私欲のために好き勝手やって」である)