GWの中3日、学校も休みにすべき?

私等公務員事務職などの一般職は休みは多ければ多いほうがいい。表題の連休中日は休みにしろというのは合理的な意見だ。ところが悲鳴を上げているのがサービス業。サービス業のオーナーたちは儲かっていいのだが、子育て中の従業員らはタマったものではない。家に子供を置いての長期間のお仕事になる。いくら平日に休みが取れると言っても家族との乖離はなんともしがたいらしい。
さらに子どもたちにしても、「休みだ、わーい」というのは多数派ではある。が、少数派が問題。漫画ゲーム夜ふかしが染み付いてしまい学校が始まっても行けなくなる不登校、さらに自殺など休み明けの事件は多い。
部活顧問の教員は休みをいいことに春の大会が組まれて、遠征して試合、学校で練習で休めたものではない。
私が連休で踊る人たちに批判的なのはそんな理由があるからかもしれない。

デザイナーの桂由美死去、94歳
ピアニストのフジコ・ヘミング死去 92歳
どちらも死ぬ数日前まで仕事をしていたという、大往生である。生涯現役、仕事ができるというには2つの意味がある。一つはこの二人のように自分の天職技術を活かして最期まで仕事をし続けるということ。人としての理想である。
もう一つの意味、ところが私のブログ友人も言っているのだが、健康のためにもお金のためにもボケ防止のためにも元気で働き続けようというプロパガンダ。実は年金だけじゃ足りないと老後生活の心配を煽り少しでも働かせて税収を得る。さらに、60を過ぎたというだけで同じ仕事をしているのに再雇用再任用という肩書で平社員にして給料は初任給以下、人手不足と人件費節約のために働かせるという。
単純な肉体労働や高校生でもできるレジ打ちや接客では、加齢の衰えを査定されて給料が減るのは仕方がない。でもね、私とは言わないが、資格があって経験値があって知識も若い人たちよりはあるとなれば管理職手当はなくなっても仕方がないが基本給までざっくり減らすというのはやる気を無くす。
とは言っても私の才能など他人からみればたかが知れている。上記の二人のように数十万人に1人という突出した才能と健康な体の2つを持ち合わせていない限り、「老兵は死なず。ただ消え去るのみ」ということか。
ちなみにマッカーサーがこの演説をしたのは70歳、老兵とは言っても頑張った方である。