富士山とインバウンド

どのニュースでも富士山の撮影スポットに幕をつける、と言っている。
鎌倉高校踏切にしてもインバウンドの迷惑行為を罵っているが、インバウンドをありがたがっているのはお前たちだろう。金の亡者がこのままだと困ることになるという予測もしないでお金儲けのみを考えている。
平日の閑散期にはインバウンドはありがたい、というのなら受益者負担、得をした人が負担すべきことを税金でナントカしようとしている。ゴミ問題にしてもマナーの問題だけではない。売りっぱなしでゴミの回収を考えない観光地が悪い。経済が回る、人が動くということはその分、相乗的にゴミは増えるのである。何十年も観光の仕事をしているのにそんな簡単なことがわからないのならやめてしまえ。
コロナのときは、、という話はよくきく。そもそもが観光業界は水商売、景気が良いときと悪い時で大きく収入が変化するのは当たり前のこと。それが嫌なら公務員になれ。
オーバーツーリズムについては行政の仕事。富士山では入山規制が考えられている。(今更遅いが) 鎌倉でも規制をかける話が進んでいるとか。
いつも思うのだが、鎌倉や湘南の渋滞などの観光問題は今に始まったことではない。金儲け主義で治安やゴミや混雑や住民の不便を考えずに行政に丸投げしてきた結果がこれだ。

さて、文句ばかりでもしょうがない。私なりに考えた。
すべての商店でゴミ箱を用意する。そのくらいの手間を街のためにすべきだ。
富士山についてはすでに多くの規制案が上がっている。鎌倉なども同様にまずインバウンド規制、土日祝のインバウンドを入らないようにする。もしくは入場予約制にする。
道路に料金所を作って鎌倉に入るクルマに入場料を払わせる。鉄道の駅でも特定の駅で下車するときに料金に1000円程度上乗せして徴収。
平日や子供については考慮すべきだろう。ポイントは基本的に受益者負担、運営や予算は儲けている人がやるべき。

ニュースを見ていると、日本の混雑の次にハワイの日本人観光客のインタビュー。朝食にトーストなどのセットを頼むと6000円取られたという。まあ、5000円1万円余分にかかったくらいで困るような人はGWにハワイなどいかないだろうからどうってことない。
私等はスーパーの駐車場の無料サービス時間を気にして買い物。先日うっかり2分オーバーしてしまい泣く泣く220円を支払った。盆暮れや大型連休に温泉旅行できる身分になれなかった。