知床遊覧船引き上げ事案

120mの海底に沈む観光船、サンダーバードのようにサルベージ会社が出てきてあっという間に引き上げた。120mを潜らせるのにナントカ法とかで潜水士を過酷な状況にした上での引き上げだと説明された。
ところがである。うっかり落っことしてしまったという、深さは180m以上。さらに過酷なナントカ法で潜水士を潜らせるのかと思いきや。無人機で作業して明日には吊り上げるという。
つまりである。たかだか120mの深さでは簡単に吊り上げることができたということだ。わざわざ過酷な潜水を強要する必要はなかったということだ。
とすると、当初吊り上げ予算として計上された数億円は何だったのか。本当に捜索にお金をかけるというのは生存者がいる可能性があるからというのが大前提。沈没して1ヶ月、いるはずもない死体の捜索に潜水士の命と血税を投入する意義があったのだろうか。
見えてきたのはサルベージ会社と政府とのズブズブの癒着である。大事故をいいことに金儲けしているとしか思えない。
原因究明と言うがこれまでの報道でおおかたの原因は解明されているではないか。何億円ものお金はロシアに流れ着いた死体の回収に当てるべきではないのか。ロシア人などちょいとお金を掴ませればなんとでもなるような気がする。

アメリカで小学校での銃乱射事件、多くの子供の命が奪われた。
アメリカは有史以来人種差別問題を21世紀まで解決できなかった国家と国民性である。今さら銃規制など権力を握る団体が許すこともなくもう少し長引くのだろうね。自分の幼い子供が殺されない限り銃の自由を楽しみたいのだろう。私もガンマニアなのでその気持は少しはわかるけどね。