5月末、遊覧船は上がりコロナは減った

GWから3週間、途中に休日出勤などもあって疲労はピークになっている。夏至が近づき日没は18時半ぐらいになり、暗くなる前には帰宅していて無理な働き方などしていない。疲労というのも半分はストレスだからじっとしていても疲れるわけでドウしようもない。さらに天候が不安定でバイク通勤は疲れる。
月見でもしようとカレンダーを見ると明日が新月、先程も書いたが天候が不安定でこの1ヶ月まともに月も見られない。

ニュースを見ると知床遊覧船が180mの海底から2日で引き上げた。やろうと思えばそのくらいの早さでできたのではないか。

マスクを取っていいというニュース。旅行も飲み会もオールフリーだそうだ。繁華街や観光地ではすこーしゆるい人たちがアハハアハハと練り歩いているわけだが、昨日も全国で2万人の感染者である。
スペイン風邪が集団免疫で3年で終息と読んだことがあるが、もし変異を繰り返していたとすればそう簡単に終息しないだろう。今回のコロナは医療面での抑え込みがあったわけだが、それにしても3年でも毎日2万人である。つまり人数ではなく表面に出た患者数の問題。実はスペイン風邪もコロナも変異を繰り返しているうちにウイルスは同じ選択肢を選んだ。それは重症化しないという進化。患者の多くが軽い発熱で2日3日程度で元の生活に戻れる。今の日本は発熱すれば医療機関でコロナを炙り出してしまうので感染者数は数万単位。でも多くがただの風邪程度の軽症、数字には出ないさらに軽症の感染者も含めればいよいよ終息という段階なんだろう。
GW明けに東京で1万から2万の感染予測だったが外れた。沖縄でも確かに増えたが騒ぎにはならずにすんだ。GWの人流でもこの程度の感染リスクとなればいよいよ終息なんだろうね。

しかし簡単にコロナを感染症類型を下げられない事情がありそうだ。一つが莫大な予算を投入した対策費とワクチンだ。最近ワクチンが余って捨てられているという由々しき事態もある。世界とのワクチン争奪戦で相当数を買い取ってしまった。今さら3500円です、などと有料にしたらそれこそとんでもないワクチンを廃棄することになる。いまさらあとには引けないのである。
コロナだから10万円配るというよくよく考えれば脈略のない論法でばらまきも盛大に行われたし、山口県の寒村ではまだやっていると役所の誤送金事件でわかったし。製薬会社などコロナで儲けた人たちとそれに群がる人たちのためにも簡単に終息できないのである。