宣言解除、五輪リレー開始、桜満開。
我が家の近所のさくら通りも大渋滞。
繁華街も人出が増えたそうで。
良かったじゃないか、政府の思い通りに経済が良くなっていると見るべき。
もちろんコロナはいよいよ第4波なんだけど、そんなのカンケーねえ。
地方都市でも順調に増えているようだしいよいよ日本でも爆発的な感染となりそうだ。
テレビを見ていると政府の広報のCM。
宴会ではなるべく…、という間抜けな話。
この時期、酒を酌み交わす宴会なんてダメなんだよ。
それを言わないで「皆さん気をつけましょう」みたいな。
そんなんでコロナが終息するなら、どこの国も苦労しないよ。
緊急事態宣言とは私達の行動を大幅に制限するもの、という大前提がなくなっていたわけで。
宣言しようが解除しようがもう制御不能なんだよ。
震災時の民主党政権よりはマシとは思うがこの数ヶ月の無策と失政は言い訳できないだろうね。
2月の宣言延長というところが最後のチャンスだったのに。
延長という宣言をした以外はほぼ無策。
彼らは「飲食店に何万円配るか」に夢中でコロナのことなど考えていなかった。
このままコロナ自粛が続けばそれぞれの業界はさらに苦しくなる。
映画「バブルへゴー」では、当時の失政を指摘している。
総量規制という金融政策で、「土地を買う目的での融資額を減らせ」という内容の行政指導を金融機関に実施。さらに公定歩合は2.5％から6％台まで引き上げられ、融資を受けることが困難になったのです。
1991年には、所有している土地に応じて課税される「地価税法」も施行され、土地神話は崩壊しました。
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結果的に失政なんだけど、当時の政権はアクティブに是正しようとしていた。
しかしながら、いまの政権は何もしない。金をばらまくだけだ。
宣言延長を決めたときせめて外出規制をしていたら一気に終息に向かったかもしれない。
変異ウイルスも出てきていた、あそこで叩くべきだった。
経済損失をすぐに言うのだけど、あと数週間で再び緊急事態宣言するかどうかの感染者数になり五輪が中止となればどれだけの経済損失になるのか。
ほんの少しの期間我慢できない、させられなかったのか。
今日のさくら通りの人出を見ていて強く思うのである。
