“ぼったくり男爵”、バッハ会長が広島へ行きたかったわけ

“ぼったくり男爵”、IOCバッハ会長がどうしても広島へ行きたかったワケ
というネットニュース。
実はこれまでも色々と五輪と政治に関わる活動をしてきた。それなりの実績もある。
そして広島へ、となると平和の最高峰、ノーベル平和賞を狙っているらしい。
ノーベル賞をもらうのも、平和を勝ち取ったり維持したりするのもとってもお金がかかる。
五輪の莫大な収益を使うのは悪いことではない。
それが個人の賞取りに使われたとしてもだれも文句は言えないような気がする。
基本的にノーベル賞は金銭目的の人は除外されるべきなんだけど、お金を使って平和を勝ち取るというのは間違っていない。
ただし、バッハは五輪からみでかなりいい生活をしているし、各国訪問でVIP待遇を受けている。今回の日本滞在でも1日数百万を享受しているそうで。
こういうお金と名誉にギラギラしてる人にノーベル賞をというのは本来の趣旨に反する気がする。

さらに
迎賓館での歓迎会に批判集中だそうだ。
人数を数十人にしたり酒だけでなく食事もなしという話。
4月のうちの職場の歓迎会より質素な気もするが、どうしてもやりたかったということだな。
やらなければ済むことなんだけど、やりたいやつがそれなりにいるということだ。

来週に私の職場で暑気払いのお疲れ様会をやるという。
例年なら飲み屋でパーッとやることなんだが、この1年半、そういう会合は行われていない。
昼食で高級な弁当を食べよう、というかなり控えめな会合。
とは言っても、私はそもそも友達らしき人が職場にはいないし、大したこと無い弁当に2500円も払うつもりもない。
幹事に「いらないので返金して欲しい」と言うと「返金できない」と言われた。
どういうシステムなのか理解に苦しむところだ。
パワハラじゃないの」と言いたくなる。
かなり年下の同僚からチクリチクリと嫌なことを言われたり、あまり職場の人間関係に納得もしていない。
このご時世なので無言で、食べたくもない高級弁当を食べるのも嫌だし。
多くの人は「つきあい」だからと出費しているのだろうか。
私の言い分は幼い論法なのだろうか。

久々、今日の月

職場で嫌なことがあった。
顧客からクレームが来たと管理職に呼ばれて。
クレームの内容があまりにも薄くて、それでもクレームなので管理職は確認しなければならない。
10分程度聞き取りと説教だった。
今日も何件かの難しい顧客の処理をやっていた。
基本的にそういう客から感謝されているのだけど、一件「気に入らない」と来ればダメ社員の烙印を押される、ということなのか。
サラリーマンは辛いのである。

今日も関東地方は30度前後の蒸し暑さ。
私の研究室は職場でも数少ないエアコン無しの部屋。
基本的に嫌われているのだろう。
それでも優しい別の管理職が倉庫からボロっちい扇風機を出してくれて「使いなさい」と言われた。
感謝の意を伝えて部屋に持っていく。
上記の難しい客が来たときも扇風機は大活躍。良かった良かった。

心身ともにぐったり疲れて帰宅。シャワー、いっぱい飲んで一息ついてから空を見るとぼんやり月が見えた。
久しぶり、とカメラを出して撮影した。
12日に細い2日月と金星と火星のランデブーが見られるはずだったが、天候悪くアウト。
月の写真を撮るなんてかなり久しぶり。
今年は梅雨らしい梅雨だった、ということだ。
明日、梅雨明けしそうである。

池袋暴走、禁錮7年求刑 「操作誤った過失大」

池袋暴走、禁錮7年求刑 「操作誤った過失大」
というニュース。
7年はかなり重いという評価だが、90の被告は何年だろうと死ぬまで牢屋ということだ。
90のもうろくしたじじいである。こんなやつに家族を殺されるというのは自然災害に近いものがある。たとえ実刑をくらおうとも、たとえ遺族がこのジジイの胸に刃物を突き刺そうとも、死んだ親子の無念が晴れることはない。どうせもうすぐ死んじゃうジジイなのである。
ひたすら悲しい事件である。

バッハが広島へ
何の目的なのかわからないけど広島へ行くそうだ。
慰霊碑に花束を置くことで何かいいことがあるのかもしれない。
一応建前は復興五輪となっているので、東北の被災地に行くべきだとも思うが。
中国人と日本人の区別もつかないのだから宮城と広島の区別がつくわけもない。

東京1000人超えでオリパラは
というニュース。
記事ではオリンピックが途中で中止、パラはやらないとか。
人気の陸上100mをやってから中止というのが私の予想。
IOCの収益は確保、パラはそもそもが放映などしないわけで放映権収入もない。
さらにきっぷを売っても売れないわけで誰も儲からないお荷物である。パラはやらないほうがいい。
というわけで美味しいところだけ吸い取っておしまいにするのが得策。
実は今のペースが理想に近いのである。

年老いた父と山形の高級さくらん
多少認知が入っている義父から電話。耳が遠いので会話はほぼ成立しないが。なれている嫁さんが「さくらんぼが届いたのでおすそ分けしてやる」と聞き取った。
嫁さんはすぐに行ったほうがいいという。翌日朝に実家に行く。
義父はさくらんぼを分けてくれた。
もらったさくらんぼを見てすべてを知った。
義父はもらったもの届いたものを居間の窓際に置く。高級さくらんぼも居間の窓際に置いてあった。この季節常温以上で果物を置いておけば半日で傷む。嫁さんはそれを知っていてすぐに行ったわけだ。
義父は気前よく半箱をくれたのだけど、すでに茶色くなりかけているもの多数。こんな大ぶりの高級さくらんぼは食べたことがない。けどちょっと傷んでいる。
冷蔵庫にすぐ入れたが翌々日には何個かが食べられないほど。
年老いた義父は冷蔵庫に入れない傷んださくらんぼをどんな気持ちで食べたのだろうか。年老いるというのはこういうことなのだろうか。高級さくらんぼを食べながら悲しくなった。

東京で1000人超え、関東で全国の6割超え

東京近辺にはそれだけアホがいるということか。
それとも東京近辺にだけ感染を促進する条件があるのだろうか。
数ヶ月前から五輪直前にこうなることは予測されていたけどね。

ニュースを見ているとアメリカでの大谷くんの大活躍、その後日本のプロ野球やサッカーのニュースが続く。そう考えると政府やバッハが言う通り五輪は安全に開催されるということだ。
もちろん多少の犠牲は伴うだろうが。
無観客だし案外競技自体はうまく行って、それなりにテレビも潤うという予測もある。コロナも未知の極悪ウイルスという扱いからインフルウイルスのように毎年感染が広がるという立ち位置に変わるのかもしれない。
コロナは肺炎を伴うきつい病気ではあるが、全員が肺炎になるわけではなく無症状で終わる人も多いとなれば致死率はインフルに近い。インフルと同じように感染発病すれば10日は出勤登校は禁止。インフルはほとんどが高熱で苦しむことを考えれば無症状で終わるコロナのほうが毒性は低いという評価もあるかも。
コロナのせいでマスク生活になるとインフルもほとんど流行しなかった。
コロナを流行り風邪程度に考える風潮も間違いとは言えないね。
そう考えれば無観客での五輪は決して無茶な行為ではない。
逆に万全を期していると評価されるのだろう。

バッハの失言
日本人というところ中国人と言ってしまった。
私達日本人としては「中国人と一緒にすな」と言いたくなるが、日本人もアメリカ人とイギリス人を明確に区別しているとは言い難い。
ヨーロッパの人が極東の黄色人種をちゃんと区別できていない、というのを過剰に取り上げるのも大人気ない。
日本政府のコロナと五輪のすったもんだは世界の人に大いに不信感をもたせた。
そもそもがすったもんだの中国と同類に思われても文句は言えぬ。

政府、酒の販売業者への支援金
大臣の失言が原因なのか、またまたお酒に関するバラマキが行われる。
前回もここで書いたが彼らの大損は税収に反映されていない。つまりもともとあまり税金を払っていないのである。潤っているときも税金をそんなに払っていなかった人たちに税金をばらまく大義は本当にあるのかね。
大原則は酒税を支払っているのも酒を飲んでいる我々であって販売業者ではない。
つまり彼らを税金で守る理由は見つからないのだけどね。

大臣失言で辞任要求。
野党の言いそうなことなんだけど、ここ1年の与党のコロナ対策はひどすぎる。
衆院選の前に新しい法律を。
それは与野党期限付き総入れ替え法。
野党に2週間から1ヶ月政権についてもらってお手並み拝見、という法律。
民主党政権で数週間やってもらおう。
自民党政権よりいいじゃないかとなれば選挙で与野党逆転もあり。
結局野党は口先だけと判断されればそれが選挙に反映されるだろう。
国民にわかりやすい政治である。
有権者は今のままでは永遠に誰を選んでいいのかわからないのである。
偉そうに能書きをたれる野党のおエライさんに総理や大臣をやってもらって世直ししてもらおうじゃないか。
コロナ対策も五輪も外交も結果が残せないのなら、それはそれで仕方がない。誰がやってもうまくいかないということが国民にはわかる。国民がわかるということが大切なんだな。

観光産業の廃業や解散が過去最多ペース

以前にもここで書いたように国の税収は過去最多だそうだ。
本当に申し訳ない書き方だが、飲食や観光業はあまり税金を払っていなかったと言うことだ。
観光地でお土産を買うとき、お店がとても儲かっているようには見えない。
古い温泉地や観光地ではそういうお土産屋さんがたくさんある。
同じように、繁華街の飲み屋さんもすごく儲かっているとは言えないようなお店がたくさんある。
それでもお通し代400円とかチューハイ500円とか座れば2000円取られる。
そういうお店が廃業に追い込まれている。
コロナは残酷でそういうギリギリでやってきた人たちをバッサリ切り捨てるのだ。

我が家の近くにある公共施設でニワトリが飼育されていて通りを歩くと見ることができる。先日ひよこが6匹産まれた。
ところが、その当日にひよこが1匹死んだそうだ。
飼育されてるとはいえ自然界では産まれたものの何割かは生きられないのである。
一回の産卵で数十万の稚魚が生まれてもおとなになるのは数匹、というのは魚類では当たり前だ。
人間もほんの70年前までは新生児の何割かは大人になる前に死んでいたわけで。
命の話は大げさだが、観光業や飲食業も生き残るには心細いお店が多い。
ましてコロナ禍では脆弱な企業やお店が続けられなくなるのも致し方ない。
飲食店は別名「水商売」いい時と悪い時が極端だ。
税収を見る限りでは世の中は儲かっているのである。
金儲けの才能が無いようならば私や嫁さんのように国家資格を取って公務員的な仕事をするしか無い。ただし、儲からないけどね。
今の時代、医師や弁護士だってボロ儲けというわけにはいかないようだ。

小学生のPCの授業

姪っ子が学校で配られたノートPCを見せてくれた。
家のWIFIで使うそうである。
googlebook?? chromebook??とか名前がついている。(もう忘れた)
メーカーはdellになっていた。
動きは最新PCだけあって快適、画面のタッチにも対応している。
マウスパットはワンボタンで右クリックがない。
画面のタッチができるのでマウスは付いていない。
子供が使うには大きさもコンパクトで良さそうだ。
問題なのは運用である。
まず、このPCは貸与であり買取ではない。
卒業時に変換されて次の学年の子供に渡される。
姪っ子は丁寧に使っているのでまあまあだが、落ち着きのない雑な男の子が鼻水のついた手でガチャガチャいじったものも次の学年のかわいい女の子が使うというのに伯父さんとしては抵抗があるなあ。
早速机から落っことす猛者もいるそうで、小学生ならあるあるネタだな。
乱暴に充電端子に抜き差しするだろうし、対応年数は4年がいいところではないか。私の予測では4年で4割が修理買い替えとなる。
もし、不注意で壊したら誰の責任になるのか。

健康問題
友人の子供の話、小学生女子、3年だか4年だかでアイパッドをもたせた。睡眠時間が短くなり学校から様子がおかしいと連絡。しばらくして極端に視力が落ちて眼科へ。多少のデジタル機器の操作ができるようになった代償は大きい。
これは今後すべての小学生に当てはまることになる。
夏休み中はこのPCを使って国語、算数のドリル、さらにアプリを使ってクラスの人と意見を出し合ったりしりとりなどのレクをやるとか。
つまり1日の学校指定の利用時間が3時間、さらに個人的に動画サイトやポータルサイトやゲーム使用となると大人がある程度制御したとしても5時間、大人の目が届かないとなればゾッとするような時間を液晶画面を見続けることになる。
子供の体にも心にもいいわきゃないだろうに。
子供の心身を犠牲にしてまで推し進めたいこととはなんなのか。

運用問題
先日姪っ子と地域の公民館で小学生PC教室のボランティア活動。
googleマップgoogleアース(航空写真)を使って地図の勉強。
最初は自分の住んでいる地域、駅等を探す。
私は地図マニア、航空マニアに火がついて「羽田空港D滑走路の端に書かれている数字を答えよう」という難問。
答えは23、14でも正解である。(14は今は運用していない)
すると何人かの子供が手を上げて「動かない」という。
地図や航空写真は一種の大きな画像である。これを連続して動かすとデータ量が増えて複数接続されているルータが悲鳴を上げた。公民館でもこうなのだからもっと子供だたくさんいる教室では支障があるのではないか。
さらに
子供たちの画面を見ていると地図の角度がまちまち。
地図は本来ノースアップなのだが拡大縮小をマウス操作ではなく2本指で行う。そのとき手首を少しひねると地図が回転してしまうのだ。すでに上が北ではないのでこちらの指示通りに動かしても目的地からどんどん離れていく、小学生はノースアップがわかっていないから。さらにそういう子供のPCがフリーズする。地図をフリックでスイスイ動かす、回転させる、拡大縮小を繰り返す、これを画面上を指ですごい勢いで行うからPCが悲鳴を上げるのだ。多分格安PCのハズでこういうハードな操作は想定していないだろうし。

カクカクシカジカで子供たちの心身の健康を蝕み、故障だ交換だで税金を浪費して、その対応で教員の負担を大幅に増加させるこの生徒一人一台の事業に未来はあるのか。

もう一つ
教員免許更新制度が廃止だそうだ。運用10年である。
ネットコメントにも多く書かれていたが、誰のための制度だったのか。効果はあったのか。(なかったから廃止なんだけど)
これまでもゆとりとか大学○○試験とか教科書とか次々に失敗して何の釈明もなく次の制度に切り替えている。
頭髪が真っ白なおじさんたちの思いつきなど大抵はアウトなんだけど、年功序列制度縦割りの役所の構造ではこんなことが当分続くのだろうね。
子供たちや教員を食い物にするのをやめてくれないかな。

五輪“無観客”

五輪“無観客”日本は苦渋の決断も 「安全な大会を実行する」IOCバッハ会長“左うちわ” ネットでは「日本を食い物に」
というヤフーニュース。

先程の報道を見ていると入場券収入は地元に、放映権収入はIOCへ、というからくり。
無観客でもバッハは痛くも痒くもない。
というわけで左うちわなのだそうだ。
それ以外の利権を巡って公式スポンサーだの会場建設だの金の亡者がぶら下がってきたわけだが。
建設業界以外は赤字になる見通しのようだ。
さらに外国人を見込んだ観光業と航空は大打撃。
他人の褌で相撲を取るというのはリスクと隣り合わせだな。
今回はそのリスクだけがどーんと出てきたわけだ。
リスクを背負いたくないのなら私らのように公務員的な仕事につくか、大企業に入社するしか無い。
大企業だって日産や日本航空のように崖っぷちに立つことも多々あるわけで。

あとはバッハのように利権の頂点に立つ仕事しか無い。
人類の何億分の一しかできない仕事だけどね。

今日も体調悪く2時間早退。
15時ごろ雨の中を帰宅するわけだが。
運転席から怖い映像を何度も見た。
その1 あおり運転
白いニスモノート、チンタラ走っていたのですぐに追いついた。とはいっても車間は取っていたし、こちらもそれほど速度は出ていない。
40キロ以下で走っていたにも関わらず追いつかれたらあおられたと思ったのだろうか。盛んにブレーキを踏む。
関わるのが面倒なのですぐに右折して一本となりの道で行くことにした。
その2 ちんたらハイエース
またまた40キロ以下で走るハイエース
前にも遅いクルマがいたのでハイエースが悪いわけではない。が、おそすぎる。
と、いきなりハンドルを大きく切ってセンター寄りに膨らんだ。
てっきり後ろの私にあおり運転かと思ったが、違っていた。
ちんたら走っているハイエースを見て止まってくれると思ったのか婆さんが飛び出したのだ。クルマが来ているのに飛び出す婆さんもすごいけど。

ちんたら走って後ろのクルマに嫌がらせ、あおり運転するクルマがなんと多いことか。通勤時間以外の郊外の道は怖いのである。

IOCトーマス・バッハ会長来日「隔離3日間」に猛批判

政府は全ての国・地域からの外国人の新規入国を原則拒否している。「特段の事情」で入国を許可する場合はあるものの、指定施設などで14日間の隔離を求めている。しかし東京五輪パラリンピックの選手や関係者に対しては、隔離を免除する特例措置が適用されるためバッハ会長はわずか3日間の隔離で〝野放し〟になる。
国民としてはバッハ会長ら〝五輪貴族〟や選手ばかりが特別扱いされる現状に不満。

というヤフーニュース。
内容としては書いてあるとおりなんだけど、話はそんなところではない。

自民岸田、石破派がパーティー

というヤフーニュース。
昨日今日のドタバタで今の政権は終焉ということなんだろうな。
3.11直後の管政権に酷似している。
政権のドタバタに国民の理解は得られないということだ。
バッハの3日はそのドタバタに華を添えた。(笑)
他のニュースを見ると無観客だけでは収まらず途中で中止になるという見方もある。
それが菅総理の辞任の引き金、去年9月から1年もたなかった短命内閣となったわけだ。
ところがである。
実はこれがチャンスなんだね。
五輪の大失敗は現政権がひっかぶっておしまい。
コロナ問題ももう少し悪い時期は続くだろうがワクチン接種が進み終息に向かうとみられる。
前年度の税収は良かった。
コロナが収まれば国民の消費欲求はピークに達する。
などなど、実は悪い話がないのである。
こういうときに首相になるのはラッキーということだ。
長年総理の椅子を狙っていた石破はほくそ笑んでいるかもしれない。
まさかとは思うが小泉を担ぎ出す猛者がいるかもしれない。
小泉安倍につづく安定政権になる可能性があるのである。

支援物資の提供(支援)を遠慮させて

興味深いニュースである。
被災地熱海が支援物資で困っているというのだ。
記事を読むとますます興味深い。
多くの避難者が、設備の整った市内のホテルに滞在し、物品が消費されなかったためだ。「食事の提供も、飲料の提供も、ホテルでしていただいております。今の段階で避難された方が必要としている物資は、ほとんどありません」
被災者は熱海の温泉ホテルで優雅に過ごしている、ということだ。
自分の土地建物を土砂に流されて「優雅」というのは語弊があるが、事情を知らない人から見れば、である。
熱海に住むということはそういうこと、高級別荘地ならではである。
さらに熱海は日本の大動脈の東海道にある。
物資や人流が不足することはほぼほぼ無いのである。
記事にもあるように
学校の体育館や集会所で身を寄せ合い、炊き出しを待つ――。東日本大震災(11年)や熊本地震(16年)などの大規模災害時、テレビのニュースで伝えられてきた、被災者たちの姿だ。
熱海の被災者は違うのである。
ところがアホのTV局は従来どおりの被災者像をオンエアしてしまう。
確かに体育館でひしめく被災者の映像は今回見ていない。
コロナで観光業が大打撃を受けていることも今回はプラスに働いた。

もう一つ
熱海の土石流の映像は衝撃的だった。
ところがである。
下流にある新幹線や東海道線の線路は無傷であった。
運が良かった、と言えるだろうが、今から60年前に作られた線路はあらゆる災害に耐えている。神戸の震災で70年代建設の高架が壊れたことがあった程度だ。
新幹線システムの偉大なところは単に運行システムだけではない。こうした土木技術も含めて偉大なのである。

五輪観客方針決まらず「現場もう限界」

ネット上では政府の動きに「バカか」というのが多い。
ここ一年の政府の五輪対応は右往左往するばかり、バカと言われても仕方がない。
何のビジョンも見通しもなくいきあたりばったりでやっているのだから仕方がない。
外国の偉い人や金持ちの顔色ばかりうかがっている。
今日は東京だけでなく、神奈川埼玉千葉も増えて大ダイ突破、もうどうしようもないところまで来てしまった。
五輪をやりたいなら6月中にやることもあっただろうに。無策どころか解除というのだから一般市民は驚くばかり。
そんなアホな政府の下請けで金儲けしようとしている人たちが「もう限界」というのも笑い話である。
確かに去年の1月まではそれで良かった。でも情勢が180度変わってしまったわけで、とっとと手を引くべきだった。下請けの人たちも選択肢無しで五輪にぶら下がっていたわけで泣き言を言うのはおかしい。
前回もここで書いたことだが、しっかり予定通り観客を入れて五輪開催をすべきである。
2週間前になって方針転換はおかしい、プライドのかけらもない。
せっかくだから政府が思い描いていたとおりに五輪をやるべきである。
どうせ東京はもうすぐ1000人、後戻りなどできやしない。
5月6月の政府が推し進めていた計画通りやって、いかにバカだったか無能だったか税金の無駄だったかを検証すべし。
総選挙なんて甘いことは言わない。市ヶ谷で東京裁判を開いて五輪問題に関わる戦犯をはっきりさせるべき。そして同じ間違いをしないようにすべきではないか。
戦犯は政府とJOCと東京都だけではない、スポンサーや建設業界にも及ぶ。金の亡者のせいでどれだけの人が被害を受けたか、命の危険になったか。
東京裁判ではっきりすべきである。

もう一つ
職場の昼休みのBGMで私の推薦のユーミンの古い曲をかけてもらった。
すると30代の同僚から
「真夏に恋人はサンタクロースとはいかがなものか」というご意見。
ごもっともな意見ではある。
しかしである。
アホなTV局のようにクリスマスだから、バレンタインだから、とお決まりの選曲BGMというのはなんとも。
せっかくの名曲が喧騒に埋没している気がする。
「そうではなくて、いい曲はいつ聞いてもいいのではないか。」などと御託を並べて嫌がられている。