七夕まつり

七夕だそうである。
笹とか短冊とか、浮かれて飾っている人も多いが。
本当に今日は七夕なのか。
早速、星座盤やアプリで今夜の星を調べてみる。
俗に言う夏の大三角、ベガアルタイルデネブは東の空低いところにある。
子どもたちと歌を歌いながら観測するには高度が低すぎる。
本当におとひめとひこ星はあんな見えづらいところで出会えるのか。
答えはNoである。
本当の七夕は旧暦7月7日、今年のカレンダーでは8月14日である。
その頃になると夏の大三角は夜空の高いところに来て見やすくなるわけで。
つまり、今日七夕だとイベントをやる科学的根拠はないのである。
しいて言えば7月7日つながりでしかない。
天体が根拠になっているイベントなのでそのへんははっきりさせたほうがいいかもしれない。

五輪無観客開催:「人流を抑える」がブーメランになって政府の脳天に突き刺さった件
ヤフーニュースで見つけた。
この1行にすべてが集約されている。
もうどうしようもない。

すでに陽性者12人…五輪選手村が“バイオハザード”ヴィレッジ化の懸念
というヤフーニュース。
これも以前から囁かれていたことで今さらである。
選手村より驚いたのが深夜に放送しているテニスのウィンブルドン
夜中に目が覚めてしまい1試合見ていた。
何に驚いたかと言うと、観客がほぼほぼノーマスクなのである。
だれもマスクしていない。
いいのか悪いのか今は判断しかねるが、悪い方へ傾く気がする。
そんな外国人がどっと日本に入ってきているわけで。
書かれているように、バイオハザードも近いのでは。
となれば無観客ではなく、無選手である。
誰がために鐘はなる、である。

国立競技場で「観客1万人」なら、感染リスク「ゼロに近い」…スパコン富岳で解析
というヤフーニュース。
世界最高峰のスパコンをこんな無駄なことに使ってもいいのか。
ネット上ではツッコミコメント満載。
競技場では感染しにくい、を証明しただけで本当に大丈夫なのか。
だったら3万人入れてやってみればいい。
もし感染が広がれば「誤算でした」で済まされるのか。
済まされないのならこんな間抜けな計算や結果発表をすべきではないよ。

沖縄県の敗訴が確定 辺野古サンゴ訴訟

つい先日もNHK映像の世紀で「独裁者、、」「冷戦、、」を見ていた。
昭和の初期から中期にかけて、日本を含む先進国は○○主義の違いこそあれ間違った方向に国が動いていった。
アメリカや日本など民主主義と言ってはいるが、本当の意味での民主なのか疑問である。
その代表例がこの裁判、サンゴを殺してまで必要な国益とは何か、である。
10年前に不幸な震災で原発事故、原発は動かさないという機運が高まる。
そのかわり火力を推進して大量の二酸化炭素排出、つい先日も豪雨災害、今日のニュースも西日本豪雨の追悼。
もう毎年のように温暖化、豪雨でたくさんの人が死んでいる。
原発で死んだのは当時の所長ぐらい(死因はちがうけど)。
間違った民主主義でたくさんの人命が奪われることに疑念である。
サンゴがなくなったって大したこと無いと思うのと同じ考え方だと思えるのは私だけか。
原発温暖化問題は10年前の亡霊、沖縄問題は75年前の亡霊が日本に覆いかぶさっている。

もう一つ
うす汚い写真でごめんなさい。

先週から書いているが足が痛いのである。
じっとしているぶんには痛くないし、歩いても激痛ではない。がじんじん痛むのである。
ついでに1枚の紙を切り抜いて折り込むペーパークラフトのカミキリムシを週末に作った。制作時間3時間の大作である。
一枚の型紙を折って折って作る。簡単そうだと思って始めたがこれが難しい。
コロナ禍の趣味としては金もかからず最適なんだけどね。

もう一つ
 2020年度の国の税収は新型コロナウイルスの影響を受けながらも、60兆8216億円となり、過去最高
というニュース。
なんだかんだ言って、困っているのは運輸観光関連と限定的。
小売や飲食店が大変だというのだけど、実は小さい店は俗に言う必要経費を算入すると利益はとても小さい、か、赤字経営としているところが多いと聞いたことがある。(実は八百屋をやっていた昭和に死んだおじさんから)
つまりたくさんのお店がある割には税収は多くないということか。
だから飲食観光が大打撃なのに税収に影響がなかった、と考えていいのかな。

熱海土石流

グーグルアースやストリートビューで伊豆山のニュース映像と照らし合わせていた。
ふと、気がついたのはwifiでなくパケットでアクセスしたこと。
2時間くらいで600MBも消費してしまった。
動画ほどではないが画像アプリはそれなりに食う。

いつもは災害が起きると「川の近くに住んではいけない」とか山が迫る傾斜地に住んではいけない」と言ってきた。
今回の場所は傾斜地ではあるが古くからある土地で危険性をそれほど感じない。
別荘地としても温泉地としても知られていて保養所やホテルも近くにある。さらに新幹線の線路も通っている。
住民には危険な場所という認識は少なかったのではないか。
それでも気がついて避難した住民はたいしたものである。
さらにこの事故が本当にただの天災だったのかということになる。
もし天災なら数年前の広島のように何箇所もの沢が崩れてもおかしくない。
報道にもあるように山頂付近に盛土、それも産廃絡みだそうで人災の匂いがプンプンする。大抵はこの手の業者は責任をとることなく倒産破産してにげようとするわけだが。人命と財産とインフラがあれだけ被害にあっているわけでただで済ませてはいけない。
どこが最初にすっぱ抜くかわからないが、早く全容を知りたい。
それがとりあえずの被害者の供養になるだろうし。

5年間で47匹が死んだ市動物園、年中無休・24時間開放

コロナでも災害でもない海外でもないニュースである。

 兵庫県たつの市龍野公園動物園は1955年開園。「市民の憩いの場で、動物と触れ合える身近な場所」として年中無休で24時間開放としていたが、専門知識を持つ飼育員がおらず、死んだカニクイザルの死亡診断報告書に「栄養不足が疑われる。寒さにより衰弱したと考えられる」

それで

同園を管理する市都市計画課の担当者は「動物の飼育環境の見直しなどについて、今後も獣医師ら専門家と相談しながら進めていきたい」

で話は終わろうとしている。
おいおいそれでいいのか。
組織ぐるみの動物虐待事件ではないのか。
一般市民は迷惑な土鳩やカラスをいじめても逮捕されちゃうわけで。
もう一つの見方もある。
5年間で47匹とあるが1年で10匹以下。
犬や猫だって10年前後しか生きられないわけで。
10匹飼っていれば毎年1匹は死ぬ計算になる。
1955年から長くやってきたわけで、多くの動物が平均寿命以下でひどい死に方をしていたというわけでもないらしい。
我が家の近所の公園も夜間、深夜に若者が騒いだりで度々事件になっている。
公園の定義はよくわからないが、24時間営業は今風ではない。ぜひとも、龍野公園を見習って全国の公園を5時で閉めてもらって不良や犯罪者がうろつくのをやめさせて欲しい。
となると横浜山下公園も夜景を楽しむアベックがいなくなるということか。

八街事故続報

6月28日、八街市で大型トラックが下校途中の小学生の列に突っ込み、児童5人が死傷した事故で、トラックを運転していた梅沢洋容疑者(60)が、「事故前にコンビニで酒を買い、車内で飲んだ」と供述していることがわかった。

と、本日新事実として堂々と報道された。
天下の日本の警察がこの程度のことがわかるのに1週間もかかるわけがない。
警察は警察で捜査や起訴の都合で小出しで発表するしかない。
それを新事実として報道するというのもなんだけどね。
酔っ払っていた、昼に酒を飲んだと言うが3時間以上たっていてそこまで酔ってはいないはず。直前に飲んだはず。昼に飲食店で飲食した形跡はない。
当日に事故現場で警察はトラックの車内からコンビニの袋や酒の容器を見つけているはずなんだけどね。
1週間もかけて上記の推理を長々とさせられてきたわけで。
それが正しい報道というなら仕方がないが、コナンにもおとる話である。
最初から車内に酒のカラ容器があった、でおしまいなんだけどね。

この男は死刑にはならないだろう。
というわけで15年から20年は塀の中で穏やかに暮らすことになる。
出てくる頃は80歳、こんなアル中の男だからその頃には脳が萎縮して罪の意識も無いまま生き続けるのだろう。
7歳8歳程度で死んでしまった子供の無念と肉親の悲しみは永遠に消えない。さらにこの犯罪者は罪の意識がどんどん薄れながら生き長らえることになる。
この大きな矛盾を神様はどのように言い訳するのであろうか。

関東豪雨

またまた関東地方で大雨が降った。
台風の影響なしの豪雨である。
昨日の朝から今朝までずっとザーザー降っていた。
それでも私のいる地域では24時間で80mm程度である。
もう少し南の神奈川や房総では倍以上降ったとか。
またかと思われるだろうが梅雨前線だけで豪雨となるのは珍しいこと、温暖化の影響である。
関東でも熱帯地域の雨の降り方をするということだ。

熱海市伊豆山で土砂災害発生。
第一報の視聴者映像をみてグーグルアースで場所の特定をした。
自己満足の話だが。
もともとあのへんは箱根の山体が海に迫り険しい地形である。

東海道線はその急峻な斜面を走っている。
私が子供の頃は根府川から真鶴にかけて海岸線を走っていた。
トンネル以外にも落石防止のやぐらの中を走る区間もあり、車窓を見ながらワクワクしていた。
いつの間にかトンネルができて車窓はつまらなくなった。
あのへんの旧道をクルマで走ると坂とカーブの連続、さらに交通量がそこそこあり民家も多いことからのんびり景色を楽しめない。
そういうところで災害が起きたようだ。

もう一つ
先月私にワクチン接種券が届いた。来週1回目、8月に2回目を予約した。
ここまでは良かったことなんだが、問題はここから。
先日、嫁さんにワクチン接種券が届いた。
嫁さんは行政のコロナ関連の医療従事者でかなり初期段階で2回の接種を済ませている。
当然のことだが何度も書類に住所氏名を書かされたと証言している。
つまり身内にダブルブッキングしているということだ。
ダブルブッキングは予約する側の不手際だと思っていたが行政自体が何のチェック体制もないままワクチン接種をしている。
ということは市内のすでに接種を済ませた1500人から2000人の医療従事者へ接種券の発送をしているわけで、紙代や郵送料やそれにかかわる人件費を考えると数十万円をドブに捨てていることになる。
高い市民税を払っているわけでこの無駄遣いは看過できない。

東京五輪の開会式を30分延長

この間抜けな決定の内容は別にして素朴に思ったのが、このニュースはネット限定?なんだよね。
今もNHKニュースを見ていたけどそんな話はやっていないような。
というか、終電延長が先日報道されたばかりだがこのネタありきだったのだね。
地上波もいよいよ不都合な真実は報道しないようである。
ネットのコメントにもあったが後ろに引っ張るのは放映権の問題とか。
つまり30分繰り上げではなく繰り下げなのである。
もう組織委員会も担当大臣も計り知れないところで話が進んでいる。
物言えぬ日本人は蚊帳の外だな。
悲しいくらいの五輪なのである。
いつもここで書いていることだが、ここまで来たら高みの見物でいこうではないか。やりたいやつにやりたいようにやらせる。
同意しない国民の税金が使われるのは釈然としないが、まあ、これまでも税金を取るだけ取って不利益なことばかりの政府ゆえ、そこはあきらめるしかない。
東京の感染者が1000人2000人になるのは想定内、医療が逼迫するのも想定内、さらに、選手団でクラスターが発生、さらにそこから市中感染、夏休みでレジャー客が増加、各地で感染拡大、なのに人出は増える、というカオスになるのではないか。
先日ニュースになったヨーロッパでのサッカー観戦感染2000人、見るとほとんどマスクをしていない。それに比べれば日本人はマスクが大好き。新規感染者1万人とまではならないのではないか。
結局、夜遅くまでやるとかやらないとか、飲食店は8時までなのにとか、酒類は販売するとかしないとか、小学生の学級会程度のことでマスコミが騒いでおしまいになるか。
なんだかんだ専門家の意見はニュースにはほとんど登場しない。感染者数予測も統計や経済の専門家の話だ。
政府もマスコミも五輪を議論する人も飲食店を気にかける人もウイルスだの免疫だの理系の話は興味関心がない。
いくら儲かるいくら損する、ワクチンをいつ射つという話ばかりである。
相手はお金じゃなくてウイルスなんだけどね。

今日も朝からザーザーと降っている。

ようやく週末である。
今週は腫れた左足を引きずってのお仕事、つらかった。
というわけで仕事が一段落ついたので有給休暇をとって早退した。
足の痛みはケガではなく病気、抗生物質を服用している。
体重を減らせ、との意見もある。

今月には東京五輪があるわけだが、世の中のウキウキ感はゼロだな。
競技が始まれば手のひら返したように「頑張れニッポン」とマスコミは騒ぐのだろうけど。
最後は「やっぱり五輪はいいですね」で終わるのではないか。
もう一つの結末は、感染拡大でにっちもさっちもいかなくなるパターン。
視線が定まらない首相会見が目に浮かぶ。
そもそもなんのポリシーもビジョンもない状態でコロナ対策だの五輪対策をしているわけで。精神的にもフワフワの状態だろう。
こういうおじさんにトラックを運転させてはいけない。

千葉県八街交通事故
その暇そうな首相が現場に行って歩道を作るのを約束したそうだ。
自分の給料から交通費や歩道の工事費を出しているのだろうね。
まさか他の人のお金で約束はしないだろう。
私達庶民が現場に行ってお花をあげようとか何かを買う約束をするたびに少ない貯蓄を切り崩す必要がある。
それが社会人でありそれが責任である。
他人の金で安易な行動や約束をするというのは子供の為とはいえ容認できない。
さらに
前回も書いたことだがあの狭い道に本当に歩道を何キロも作るつもりなのか。
田舎にあるもともとの道なんてみんなあんなものではないのかね。
そもそもが道路が悪いのではなくてドライバーが悪いわけで。
ケガをしたり死んだ子供やその家族の心の痛手は計り知れない。
だからと税金使ってガードレール設置してやった感というのも納得できないのである。
実際は千葉県ではトラック運転手の検査や規制を検討している。
省庁でもそんな動きがあるそうだ。

7月である。

沖縄で線状降水帯が出たと話題になった。
この手の豪雨があると梅雨末期ということになる。
沖縄の梅雨明けは秒読みだな。
沖縄本島で1日の雨量が200mmを超えたそうだ。
大雨にはかわりはないが沖縄人にとっては普通の大雨、台風の通り道に住んでいるのである。200mmくらいで驚いたりしないのではないか。
関東で200mmとなれば堤防が、、、という大災害になりかねないが。

関東地方でも朝からザーザーと雨が降っている。
関東の梅雨明け平年日は7月20日、最近は10日早いとか10日遅いという年が続いている。沖縄を梅雨明けさせてそのまま太平洋高気圧が優勢になり関東も早めに梅雨明けになればいい。早めに発達した太平洋高気圧はエネルギーが続かず早めに弱くなって8月下旬には涼しくなるのが理想だな。
この歳になると30度を超える日が60日以上も続くと体力がもたないのである。

ジャンボジェットの話
羽田にルフトハンザの747が戻ってくるとのこと。
1990年代まで羽田にはずらりと747が駐機していたものだが、今は昔。
低騒音低燃費のワイドボディの777に移行していき、747は羽田でも成田でもめっきり減ってしまった。というか、ここ数年は羽田ではルフトハンザしか見なくなっていた。
早朝にタイ航空がいたみたいだが。
偶然にも昨日の夜、数年前BSでやった御巣鷹山事故の番組をみていた。
あの大事故の教訓は日本の空の安全に大きく貢献して、犠牲者が出るような事故は起きていないのである。
747はもともと最も安全な機体と言われていた。
あの事故を境に747の安全装備は飛躍的に進化して-400では2名乗務に、-8では双発機に並ぶ燃費と性能向上を果たした。残念ながら時代は後押ししてくれずライバルの380と並んで絶滅危惧種になりつつある。
とはいっても、貨物機の方は売れているそうだ。
成田で見る747はほとんどが貨物機である。

コロナの話
昨日東京で700人超え、いよいよという感じだ。
ワクチン接種も思うようには進んでいないような印象。
さらに驚いたのが前日の渋谷や新宿の夜の様子の映像である。
見事に人混みになっている。
マスクをしていることと飲食店の多くが時短している以外は通常に戻った感じ。
「皆さんにお願いです」程度のノリでゆるーいコロナ対策をし続けてとりあえず経済を回すほうが得策のようだ。
感染者の過半数が30代以下の若者、多くが軽症か無症状ということで体制に影響なしと考えたようだ。
感染リスクよりも飲みたい遊びたいと夜の街に繰り出す人たちが重症化したとしても今さらである。自己責任で苦しんでもらうしかない。
政府もそれを容認して、五輪強行、深夜まで鉄道を動かすそうだし。
インフルのようにウイルスが変異を繰り返せば古いワクチンはどうせ無効になるし。
変に経済を止めるよりは震災復興予算のように増税してばらまいたほうがいい。
感染者がどんなに増えようともせいぜい数千万人。
インフルなどの他の感染症が極端に減っていることを考えても、ある程度の犠牲は仕方ない、と考えているのだろう。

さらに、私の周囲に感染者はいないし、飲み会など誰もやらない参加しないし、夜に繁華街に行くような若者もいないし。
もし、甥っ子や姪っ子がそんなことをしようものなら火がついたように叱責するだろうし。そんなことはしそうもないようだし。
つまり、政府の人と同じで多少感染者が増えても私の生活は影響なしなのである。
マスク生活と旅行ができないことにはだいぶ疲弊しているが。

エネルギー問題の行き着く先

トヨタが水素燃料のクルマでレースをした。
CMにも出てくるが、実はこれがすごいことなんだな。
トヨタは時代の先を見据えている。
それがEVである。
電気で動くEVが未来だと思っている人が多い。
電気で動くことは本当にエネルギー問題の解決になるのか。
一番の問題は充電池である。(科学では蓄電池が正しい)
以前にもここで書いたが、電気を貯めることは物理的には正しくない。
正確には電気を使って化学反応で物質を変化させて、その可逆反応で電気を作る。
つまりためているのではなく化学変化を起こしている。
ポイントはその化学変化は大きな電気抵抗となり電気をロスする。(内部抵抗という)
小さなスマホのバッテリーなら大したロスでもないが、EVとなるとバカにできない。
つまり充電に使った電気量と出力できる電気量に大きな差が出る。
さらに充電池は寿命が短い。スマホなら4年程度。それでも数年前より倍近くになった。
つまりEVは絵に描いた餅、最初はいい感じだがすぐにボロが出る。
原発に頼れなくなった電気事情、化石燃料を燃やして電気を作るしかない。
ここで、太陽光だの風力だの潮力だのと言うやつが増えるわけだが。
太陽がでている昼間だけ、曇りや雨の日はダメという太陽光発電
風が弱い日は発電量0の風力発電
かなり弱い流れの潮の干満で大量の電力を取り出せるわけもなく。
さらに電気は貯められない。
常に変化する自然の力で安定して必要な電気を取り出せるわけもない。
ここで登場するのが水素なんだな。
水素は地球上にたくさんあるが大抵はエネルギー準位の一番低い水である。
不安定に出力される自然を使った電気エネルギーを水の電気分解に使う。
効率など関係ない、とにかく作られた電気を無駄なく水素に変えるわけだ。
水素としては貯めておける。これが大切なんだな。
水素をまた電気に戻すのが燃料電池、直接酸化してエネルギーに変えるのが水素エンジンだ。
つまり50年後100年後の再生可能エネルギーは太陽光でもなく風力でもない。
水素なんだろうね。
その水素を作るために太陽光や風力があると考えるべき。
先日のニュースでバイオ燃料の話を見たが70億人のエネルギーを供給できそうもない。
昭和の中期、家庭での電気の契約が15A程度の時代ならバイオ燃料でなんとかなったかもしれないが。今は家族4人が別々の部屋で1000Wのエアコンを使う時代だ。
(AとWの計算については中学校の教科書を見直してください。(笑))