十六夜


梅雨で満月前後が撮影できるのはかなり珍しい。
昨夜はついに網戸のまま就寝。
風は涼しいが締め切ると蒸し暑い。
今回の職場にはエアコン完備。
快適にお仕事ができると思いきや、エアコンを付けていても蒸し暑い。
そこで担当者が設定を1度下げると今度はみんなが寒いという。
温度調節がぶっ壊れている。
私が快適な職場に転勤することはないのだろうか。
もう一つ
昨夜新潟山形で大きな地震があった。
震度6強というのだけど、それにしては被害が小さい。
カマスコミはボロっちい建物の瓦が落ちたと大騒ぎしている。
昨夜の津波騒ぎも10センチ程度というから。
3.11以後、とにかく過大な想定、過大な報道が徹底しているようだ。
数センチの津波のために日本中の放送をジャックしてしまうのはいかがなものか。
これが数回続けば、オオカミが来た嘘つき少年になってしまい
いざというときに信じてもらえなくなるだろう。
震度の過大について、加速度計と地震のメカニズムが関係している。
今回は直下型で震源も浅い。
最初の揺れ方がドーンと揺れたのだろうか。
その加速度の最大値を震度としてしまった。
2箇所で震度6を観測したことから、機材の故障ではないらしい。
もう一つは逆断層型の地震
神戸や熊本のような横ずれ断層型では建物などに破壊的なダメージを与える。
逆断層は基本的に上下動なので、建物に対しての影響が少ない。
ただし、海底での逆断層型は津波を起こしてしまう。
3.11でも地震の被害は最小限だったことを思い出す。

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

2015年公開、2016年DVD発売。
シリーズ5作目、いまさら観た。
所属するIMFが解体されてCIAに吸収されるという前置き。
イーサンは組織からはぐれてしまい、単独でシンジケートに挑む。
という、わかりやすい設定。
飛行機のアクション、カーアクション、船ではないが水中アクション、
シリーズおなじみのバイクアクションとサービス精神旺盛。
ここらへんがマンネリしてもなお多くの支持を受ける理由なんだろうな。
絶体絶命の状況をどのように切り抜けるのか、の連続である。
他の作品と比べて何が違って何がいいのかよくわからないのだけど
2時間たっぷり楽しめることには間違いない。
このシリーズは現代の007なのである。
気になったのは最近のハリウッドでは珍しいBMWが多用されていること。
トム・クルーズと何らかのつながりがあるのかな。
個人的にはマイノリティ・リポートで仲良くなったレクサスでもいいれどね。
レクサスは色気がないのが原因かな。
さらに
ストーリーのキーとなるのが、USBメモリ
重大なデータが、と言う割には安っぽいメモリが使われている。
マイクロSDの方が隠して持ち歩くにはいいとも思うが
あんまり小さいと映像としてピンとこない。
口紅くらいの大きさがわかりやすいということなのかな。

農業研究所見学とN700S


市内にある農業研究所の一般公開に参加した。
新しい品種、病気対策、栽培方法などの研究をしているそうだ。
係の人は科学的な質問にも答えてくれる。
栽培でいちばん大切なことはなにか、という質問に対して
多くの研究者が言うことは、水やり。
夏日ぐらいの気温、もしくは果実が成長する時期になれば
1日3回、1つの苗に3リットル程度が必要とのこと。
私達のように昼間は仕事で家にいない、夕刻に土が乾いた頃
水やり程度では、ダメだということになった。


もう一つ
先日、東海道新幹線のN700Sが米原京都間で360km/hの高速試験をしたというニュース。
今回の実験のすごいのはワンオフの試験車両ではなく営業車両で行ったこと。
運転席の動画があったので、ATCはどのように表示するか見ていた。
275、300、ときて、365の表示になった。
最新のATCでは300表示で300出せると聞いていたが運転手は手前で走行していた。
残念ながら、実用化しても東海道区間では今の所275、
いずれは280、285とかに上げるそうだが300キロ以上の運転はしないらしい。

スカイライン2作映画批評

スカイライン -征服-は2010年公開。
スカイライン -奪還-は2017年公開。
続けて観た。
基本的にどこかで観た話、どこかで観た映像のB級と思っていた。
実際観た感じもB級の期待を裏切らない、ありふれたもの。
役者も大したことはないし、エイリアンの設定もいまいち。
ところがである。
2010年作の方はアメリカで大ヒットしたという。
調べてみると、同時期にロサンゼルス決戦が制作されていて
かぶったの盗んだのと訴訟になったそうだ。
どこかで観たような、は間違ってない。
それでも、そこそこのVFXでクリアな映像、さらにエイリアンや
宇宙船の作り込みもまあまあ。
さらに、ステルス戦闘機と空中戦のシーンも良くできている。
アメリカでヒットというのもまんざらでもない。
続編になるとエイリアンのキャラ設定も凝ってきた。
舞台もロスからどこかのジャングルに移動してしまった。
最後は人間と直接対決、今までの進んだ兵器は何だったのか。(笑)
素晴らしい、と手をたたくほどでもないが
つまらないと一刀両断するほどでもない。
アメリカ映画の奥深さかな。

免許返納問題

今日のニュースで免許返納の老人が事故を起こしたとか。
免許返納ではなくクルマを運転しない、ということだろうね。
すると、病院に行くとか買い物をするとか、不便だと言う人が多い。
不便は仕方がないことだ。
そもそもが座ったままで何キロも移動できることのほうが異常なのだ。
すっかり便利に慣れきってしまって、普通の状況を不便だと言うようになった。
私はカーマニアということもあるのだけど
JRの駅へもスーパーへも徒歩10分以内のところに住んでいても
クルマやバイクがなければ生きていけないと思っている。
老人になればその傾向は強くなるに違いない。
老人問題は次は我が身の問題でもある。
もう一つ
最近、やや減ったような印象もあるが
免許返納した老人たちが免許のいらない自転車に乗る問題。
落とし穴はここにもある。
そもそも自転車も車両なのである。
クルマも運転できない人がもっと危険な自転車に乗ってはいけない。
不便かどうかの問題ではない、命にかかわる問題なんだけど。
免許返納の意味がわかっていないのである。

昨日の月とホルムズ海峡


今日は午後には曇ってしまった。
昨日の月。
季節の変わり目で天気も気温も不安定で、仕事の疲れを倍増。
長い1週間が終わった。
職場は蒸し暑かったが、帰宅してシャワーを浴びたあとは
風が心地よい。
小田和正を聞いている。
小田和正オフコースといえば6.30である。
そういう季節である。
もう一つ
ホルムズ海峡で船舶が攻撃されたという事件。
気になったのは日本の船舶ということなんだけど、
パナマ船籍、乗組員はフィリピン人、行き先は他国
さらに会社の名前が「日華」という。
日本の香りが全然しない。
中東の民は2000年以上も戦争をしている。
喧嘩っ早い人たちなんだな。さらに執念深い。
さらに自爆テロなど自己犠牲をいとわない。
そんな人達に石油利権を神は与えてしまったわけだから。
戦火は世界中に飛び火して、口先だけの日本の首相が行ったくらいでは
何も変わらないことは大抵の人にはわかるだろう。

老後に2000万円

PGF生命が還暦を迎える人を対象に行った調査によると、
貯蓄額は平均で2956万円となった。というニュース。

記事によると
ただしこれは一部の人が平均を大きく押し上げている。
1億円以上と答えた人が8%いた一方で、2000万円未満の人は67%に上った。
さらに4人に1人は「100万円未満」と回答しており、貯蓄格差が開いたかっこうだ。
というもの。
7割近い人が生活資金が足りなくなるらしい。
それより4人に1人は「100万円未満」という方が問題だ。
いずれ血税を食いつぶすことになるわけで。
職場でも還暦近い人と、過ぎたばかりの再雇用の人たちがこの話題。
口では「そんなにないよ」と言っているが、多分年収800万円ぐらい。
子育てがある、とはいいながら普段使いすぎではないのか。
最近は晩婚化で還暦でも10代の子供がいる人が多くなった。
晩婚ならある程度の収入になったところで結婚子育てだから
20代での子育てより金銭的に楽なはずなんだけどね。
どちらにしろ、アリとキリギリス。
コツコツ貯める性格か、気前よく使ってしまう性格かなんだろうね。
私は30歳の頃転職に失敗して以来、いつ仕事を干されるかわからない
という危機意識で生きてきたので、飲み食いなどに気前よく
使ってしまうなんてことはない。
安い食材ですまし、昼食は弁当、飲み物はティーパック麦茶。
衣類は擦り切れるまで着るし、いつもみすぼらしい格好をしている。
親以外からお金は借りない。他人に貸さない。
クルマには多少の贅沢をしているが、減価償却はしっかり計算して
一般的な家庭のファミリーカー程度のコストに抑えている。
親族にケチな伯母がいて周囲から嫌われていた変人だったが
私は彼女に近づきつつある。
一つだけ
転職失敗の後、それなりに苦労して仕事をしていたが
10年も経たないうちに大病してしまい、死ぬかと思った。
以来健康には気をつけて、医療費はケチらないことにした。
いくらお金があっても不健康じゃ元も子もない。

月収30万円


という阪急の広告。
これが炎上したというニュース。
高額な月給が50万円で低額は30万円という設定。
30万円貰えれば御の字という人たちが実は労働者の過半数だという。
阪急を利用する人たちはそういう階層なんだ、ということなんだろうけど、
文句を言いたくてしょうがないネットの住人は許してくれない、
ということかな。
もう一つ
NHKニュースのトップが東京都で自動車のペダル踏み間違え事故防止装置に
多額の補助金を出すというもの。
頭がおかしくなった狂気の老人のためにここまでやらなければいけないということだ。
政府では免許制度を変えて、老人免許というカテゴリーをつくると言う。
どちらにしろ何をするかわからない老人に運転させるという方針だ。
本当に正しいことなのか。
老人にぶつけられたり家族を殺されたりした人は、このニュースを見てホッとしただろうか。
どうも事故を減らそうというよりも、
自動車が減らないようにしようという考えのように思る。
整備工場経営の友人の話でも、老人は修理が多い良い客なんだそうだ。
先週鈑金したばかりなのに、もう違う場所の修理をするという。
自動車ディーラーの営業マンも、せっかく来た80歳の客に
「もう運転をおやめになっては」などとは口が裂けても言えないそうで。
高齢ドライバーが業界を支えているのである。

ザ・プレデター映画評


有料放送のオンエアが待てず衝動買い。
引っかかっていたのが、アマゾンなどでの評価が低い。
さて、どんなものかと観始める。
105分後、観終わった感想は「けっこう面白かった。」
良かったのは
「2」に近い現代劇になっていたこと。
架空のジャングルならまだ良かったが、プレデターズの架空の天体はひどい。
やはりプレデターは地球に乗り込んできて狩をする、という設定が大事。
なんとなくオマージュ
「1」のオマージュとして、有能な兵士の小隊が挑むというところ。
しっかり部外者の女性が加わっている。
「2」としては、それなりの組織がプレデターを追いかけている、研究している。
その中で「87年と97年に」というセリフが。
「3」は特になし。
強いて言えばAVPでハイブリッドが生まれるシーンがあったが
本作ではハイブリッドのプレデターがテーマになっている。
悪いところ
評価の中で「これまでのシリーズをひっくり返すような」というのが多かった。
この手のクリーチャーが出てくるシリーズで設定を押し通すのは無理がある。
デザインも設定も少しずつモデルチェンジするのは仕方がない。
逆に1作目から大幅な変更無くここまで来たほうを評価したい。
さらに子供がプレデターの装備をハロウィンの夜に装着するなど
ツッコミどころ満載の楽しい映画になっている。
その中でダメだと思ったのはプレデターのキャラの設定。
安っぽい映画にある地球征服に来たエイリアンという感じで、
殺戮しかしないアホのキャラになっている。
とても宇宙船やハイテク装備を開発、使用する高度な文明を持った
というところがほとんどない。
さらに、プレデター同士のいざこざや心の動きなどの表現が不足、ないに等しい。
狩人、戦士としてのプレデターが引っ込んでしまったのが残念。