新幹線の「自由席」に座れず、約3時間「立ちっぱなし」

新幹線の「自由席」に座れず、約3時間「立ちっぱなし」でした。座っている人と同じ料金を払っているのに「不公平」ではありませんか? 旅行の前に疲れてしまいました…
というヤフーニュース。

私も年に1回1往復する程度のライトユーザーだが、平日でも不思議なくらい混んでいる。平日と言ってもフルタイムの私が出かける時期だから人の動きは多いと考えることもできる。
普通に新幹線の切符を購入すると指定席になる。のぞみの自由席の車両数も少ないし自由席は私の知らないレアケースだと思っていた。
例えば身内のトラブルや不幸、ビジネスでのトラブルなどで新幹線に飛び乗るというシチュエーションが考えられる。レアケースである。そんな状況で「座れない」というのを文句も言えないだろう。
もう一つ考えられるのが、放浪の旅、無計画の旅の人。新幹線のように1時間以上停車しない乗り物に指定券無しで乗るということは座れないと同じ意味だ。それに文句を言うのもちょっとおかしい。
料金について「自由席特急券」という制度があった。(今でもある??)
本来特急は空調全席指定というのが大前提だったが、自由席特急券の制度ができた。何%か割引になる。というのがポイントで私のような貧乏人は少しでも安いというとそれに飛びつくのである。指定席に空席があって少ない自由席が満席ということが散見された。新横浜から名古屋、京都までなら1時間から2時間。その程度の通勤列車は存在することからも立ち席だからと安くすることもあるまい。というのがJRの考え方なのか。実際、連休中はのぞみは全席指定になって特に問題ない。お陰でひかりやこだまに分散できる。さらにJRにとってはどう転んでも料金収入に変わりがないのがいい。
もし私が何らかの理由で自由席に立たされていたら、この記事の客のように文句をたらたら言うことは決定しているが。