整備新幹線3区間、新規着工認可へ

整備新幹線3区間、新規着工認可というニュース。
3区間は北海道新幹線新函館〜札幌(211キロ)、北陸新幹線の金沢〜敦賀(113キロ)、
九州新幹線・長崎(西九州)ルートの諫早〜長崎(21キロ)。
国土交通省は着工の条件として、安定的な財源の確保や、並行在来線の経営分離に関する地元自治体の同意などを挙げている。
もともと、民主党政権は無駄な公共事業を廃止するというスタンスだったはず。
いつの間にかコンクリートと箱物の自民党と同化しつつある。
まず、札幌や敦賀に新幹線で行こうという人が採算がとれるだけいるのか。
少なくとも、東京から新幹線をつかってこの地域に行く人は少数派だ。
時間が航空機と倍近く違うこと。
さらに運賃が航空機に比べて高いのだ。
地元の人が一駅間の特急料金が2千円近くする新幹線を使うのだろうか。
さらに、新幹線が通ると在来線第三セクターになる。
財政危機の地方自治体に建設負担も含めてそんな体力があるのか。
これまでの失敗を何も学習しないまま、新幹線ありきの思考に???。
社会保障との一体改革の増税なのに、早速、こんなことに垂れ流してしまう。
あの人達にとっては、ものすごく旨みのある話なんだろうな。
追伸
ニュースでは財源が確保されるような話だったが、建設費の3割程度の試算だ。
そのからくりも一所懸命聞いたけど全然理解出来なかった。
どちらにしろ結局、残りは国と地方の借金に頼るわけで。
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