老後に2000万円

PGF生命が還暦を迎える人を対象に行った調査によると、
貯蓄額は平均で2956万円となった。というニュース。

記事によると
ただしこれは一部の人が平均を大きく押し上げている。
1億円以上と答えた人が8%いた一方で、2000万円未満の人は67%に上った。
さらに4人に1人は「100万円未満」と回答しており、貯蓄格差が開いたかっこうだ。
というもの。
7割近い人が生活資金が足りなくなるらしい。
それより4人に1人は「100万円未満」という方が問題だ。
いずれ血税を食いつぶすことになるわけで。
職場でも還暦近い人と、過ぎたばかりの再雇用の人たちがこの話題。
口では「そんなにないよ」と言っているが、多分年収800万円ぐらい。
子育てがある、とはいいながら普段使いすぎではないのか。
最近は晩婚化で還暦でも10代の子供がいる人が多くなった。
晩婚ならある程度の収入になったところで結婚子育てだから
20代での子育てより金銭的に楽なはずなんだけどね。
どちらにしろ、アリとキリギリス。
コツコツ貯める性格か、気前よく使ってしまう性格かなんだろうね。
私は30歳の頃転職に失敗して以来、いつ仕事を干されるかわからない
という危機意識で生きてきたので、飲み食いなどに気前よく
使ってしまうなんてことはない。
安い食材ですまし、昼食は弁当、飲み物はティーパック麦茶。
衣類は擦り切れるまで着るし、いつもみすぼらしい格好をしている。
親以外からお金は借りない。他人に貸さない。
クルマには多少の贅沢をしているが、減価償却はしっかり計算して
一般的な家庭のファミリーカー程度のコストに抑えている。
親族にケチな伯母がいて周囲から嫌われていた変人だったが
私は彼女に近づきつつある。
一つだけ
転職失敗の後、それなりに苦労して仕事をしていたが
10年も経たないうちに大病してしまい、死ぬかと思った。
以来健康には気をつけて、医療費はケチらないことにした。
いくらお金があっても不健康じゃ元も子もない。