乳児ボツリヌス症で死亡=国内初、蜂蜜が原因

興味深いニュースである。
親の無知が招いたというのが直接原因。
しかしながら、前例がないという。
そうなれば、親の無知ともいいがたい。
話は違うが
今からうん十年前、初めて犬を飼った。
私が拾ってきた子犬だった。
初めてのことで何もわからないまま溺愛した。
しつけがダメだったのはおいといて、食べ物が問題。
普通に残飯やお菓子を与えていた。
10年以上生きたのでダメというわけではなかったが
変に太ったりしてちょっとかわいそうだった。
私が実家を出た後、またまた私が犬を拾ってきた。
実家で飼うことになったが、父親は慎重だった。
ドックフード以外は与えない。
15歳まで嘘みたいに元気な犬だった。
まるで不老不死。
ところが、15歳をすぎると目や耳がだめになり
それでも1年以上生きていたが、力尽きた。
正しい食生活は、長生きさせるのである。
人間の場合も
離乳食に何を与えるべきなのか、先人の知恵を信じるべき。
アレンジなどしてはいけないのである。
ちなみに子供は野菜が嫌い、食も細い。
それを無理やり食べさせるというのが教育だった。
今は違う。
たくさん食べるのを良しとはしない。
ただし、お菓子などの間食はいけない。
間食無しで、ジュース無しで食が細いぶんには問題ないのである。
どうせ、成長期になればお腹が空くのである。
私も子供の頃、好き嫌いが激しく、ひょろひょろで周囲を心配させたが
なんのことはない、10歳を過ぎて成長期に入るとひたすらご飯を食べていた。
10歳から17歳ぐらいまで、年間5~9センチも背が伸びた。
おまけにこの時期の大食いが響いて30過ぎてからは肥満に悩む。
食べないに越したことはない。
子供のときにガリガリなんていうのを気にすることはない。
無理に食わせることのほうが残酷なんだな。

年度初めの1週目が終わる


年度初めの1週目が終わった。
なんとも長い5日だった。
環境が変わり、周囲の人も変わった。
その上、年度初めの行事やら会議やら。
ヘトヘトになって早々に帰宅する。
まだ明るい。日が長くなった。
早速缶チューハイを飲み始めると空が賑やかだ。
カメラを持って屋上に上がると、羽田アプローチがILS、南風荒天になってた。
見ての通り、風は強いが青空である。
羽田管制から私へのプレゼントということでありがたく受け取った。
残念ながら月とカブルことは無かったが。
機体の下に太陽光が当たっているのがわかる。

ラットスタイルが流行り

後輩からおかしなメールが来た。
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最近流行りのラットスタイルとか言うらしい。
加工じゃなくてあくまでもナチュラルだから。
うす汚いのが「ラットスタイル」
ラット=ドブネズミだもんね。
MINIに限らず、様々な車で流行っているらしいですけど。
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後輩のMINIはオリジナル塗装のまま。
屋根などは半分は塗装がおちている。
「それがいいんだ」というのだけど何がいいんだかさっぱりわからん。
新品のジーンズをストーンウォッシュしたり、切り裂いたりする感覚か。
ちぎれたジーンズを見て「かっこいい」というやつが多いらしい。
薄汚いクルマやジーンズは理解できないが私なりに考えてみた。
最近、街を走っていると前も横もアクアということがよくある。
この5年間売れに売れたからな。
同じ色が並ぶことも珍しくない。
3億円事件で今使うならアクアだろう。
すぐに景色に埋没してしまう。
というのが、お好きでない人たちの選択肢がラットスタイル。
そもそもジーンズも外見はほぼおなじ。
ジーンズだけで自分らしさを表現するのは難しい。
だからちぎるというのもなんだが。
クルマも国産車は数年経てばすぐに古臭くなるが
MINIやビートルは何十年間もモデルチェンジ無しで生産されていた。
裏を返せばみんな同じ形なわけで。
変なキャリアを屋根につけたりする足し算か
ぼろぼろになるのを楽しむ引き算か。
違っていたら笑って済ませてください。

隔週刊 F1マシンコレクション★<第7号>

◆今号のコレクションモデル◆
ウィリアムズ FW14B(1992)/ナイジェル・マンセル
だそうである。
先日、FW15を購入したばかり。
こういう売り方は反則である。
FW15は当時のウィリアムズの最高傑作に間違いはないが
マンセルがドライブしたFW14の方がセンセーショナルだった。
あの無冠の帝王のマンセルがチャンピオンシップをとったのである。
マンセルの豪快なドライブと繊細なFWとの取り合わせがよかった。
当時のセナにドライブさせたら多分15勝はしただろうけど。(笑)
セナとマンセルの接近戦に当時のファンはしびれたものだった。
マシンとしての完成度は15なんだけど印象としては14がいいなあ。
欲しいなあ。

レコーダーの外付けHDD

せっかく4K対応のBDレコーダーを購入したのだから
たっぷり録画して楽しもうと、amazonで3TBの外付けHDDを購入してしまった。
先日届いて早速接続。
レコーダーに認識させると設定は完了。
テストにレコーダーのHDDからダビングしてみた。
150分の映画が2分で移動できた。
USB3.0は速いのである。
満足してレコーダーの電源を切る。
んん?? 
HDDのランプが消えない。
今一度テストしてみると、やはり電源が落ちない。
夜遅かったので、明日の宿題とした。
翌日、ネットで調べるとそういう事例はそこそこあるそうだ。
対策をチェックして早速実行。
多く書かれていたのが、クイックスタート機能をオフ。
さらに無線LAN機能をオフ。
やってみたがレコーダー電源とリンクしない。
万策尽きてその夜はオシマイ。
さらに翌日、調べてみると、
「しばらく経ってみてみるとHDDの電源が落ちていた」という。
というわけで、電源を切ってしばらくして見てみると
おおっ、ランプが消えている。
つまり外付けHDDは自分のペースで電源管理をしているということらしい。
直属の上司のオン・オフに即座に同調しない、まるで私のようなマイペース。
まあ、電源が落ちることはわかったので良しとしよう。
レコーダー本体が1T、外付けが3T。
10倍速程度なら3年から4年は使えるだろう。

ロストバケーション映画評

先日有料放送で観た。
人食いサメが出てくる、というだけでB級の香りがプンプン。
南の島、ということできれいなお姉さんの香りがプンプン。
主役のお姉さんはそこそこお年を召しているようだがスタイルは良い。
ただし、怪我をされていて大変なことになっている。
パニック物と思いきや、サメが次々に人を襲うわけではない。
トーリーの大半は主役のお姉さんの一人芝居。
相手はサメ1匹。
ものすごく単純な設定なんだけど目が離せない。
よくできた映画である。
さらに、何よりおすすめなのがきれいな映像である。
海水の透明感、海の青さが再現されている。
ついでにお姉さんの怪我の度合いもリアルに表現。
クラゲに刺されたあとも克明に見ることができる。
4kBDも発売されているそうで、ビデオチェックに使えそうである。

シン・ゴジラ映画評

昨夜は帰宅して夜に2本も映画を見てしまった。
BDでレンタルしたシンゴジラである。
評判が良いのは知っていた。
ただし、何がいいのかは観てのお楽しみにしていた。
前半は4kBDもあるという高画質とは程遠い、お役所仕事のドタバタが中心。
誰かのコメントにもあったが、3.11の民主党政権を揶揄しているようで面白い。
感心したのは前評判通り、目線が常に人間なのである。
直接、もしくはニュース映像のように撮影している。
だから、変なリアリティがあって画面に引き込まれる。
ゴジラが暴れていて引き込まれるのではないところがすごい。
ゴジラ映画だからゴジラが大暴れするのを見たいと思っている人の評価は低いだろう。
実際、ゴジラはただ歩いていただけ。線状に街が破壊されているだけだ。
ラストの方でようやくいろいろ光線を出して大暴れとなるのだけどね。
自衛隊が全面協力というポスターがあったが、
実際は陸自の木更津のヘリ、どこかの10戦車だけだった。
F2や護衛艦はチョイ役。
結末はわけの分からない…、まだオンエア前のものだからネタバレはこの程度で。
最後に、石原さとみが変な役で登場。
意味不明の上、キャラ作りも失敗している。
この手の映画でかわいい女優はいらなかったか。

エヴェレスト映画評(岡田准一のやつ)

映画公開時、テレビCMですっごい映像というのを見た。
楽しみにしていた。
原作もいいと評判だ。
前半の岡田くんの紹介や阿部寛の経緯などは緊張感があってよかった。
ところが真千子ちゃんが出てくるあたりから話が間延びした感じ。
そもそもそんなかんたんにエベレスト山の5000mのベースキャンプまで行けるものなのか。
ツッコミどころ満載になっていく。
岡田くんの立ち位置や仕事や阿部寛への思いなど、描写がベタで。
阿部寛は伝説の登山家という設定で演技は素晴らしかったが
最後のアタックのところがどうもしっくりこない。
さらに吹雪のエベレスト山から岡田くんの生還あたりはベタベタ。
どこかのスキー場でロケしたのではないか。
せっかくエベレストまでロケしたようなんだけど
エベレストの山容の表現がほぼ定点カメラのようで立体的ではない。
せっかくのすごい映像なんだけど、CGやどこかから引っ張ってきたように見えてしまう。
この手の映像はもっとドキュメントタッチで描いたほうがいいのでは。
剱岳のように。
アマゾンなどの評価もやや低めになっているのはなんとなくうなずけた。

パン屋と愛国心

小学校の道徳の教科書検定でパン屋を和菓子屋に変えさせられた、
というニュース。
この話は17年前から使われていたそうだが、
教科としての道徳にはふさわしくないそうだ。
パン屋のどこがふさわしくなくて、和菓子屋のどこがふさわしいのか、
という議論がネット上で散見される。
日本の伝統文化が薄っぺらな愛国心で評価されている。
戦時下の言論統制のようだ。
敵国語を使わない、と野球でもすべての単語が日本語に置き換えられた。
名残は今でもあるけどね。
敵国を支持するような発言をすれば憲兵隊にしょっぴかれる。
アメリカの経済力、工業力を軍部でさえわかっていないというのが敗因。
というか、知ってれば戦争なんかしかけないわけで。
今の学校教育に敵国云々という考えはないのだけど
パン屋を和菓子屋に書き換えさせた、という話は70年前の亡霊のようだ。
80歳以上の人には感無量なんだろうか。
もう一つ
シリアで化学兵器が使われた、というニュース。
よくよく考えるとあそこは内戦なわけで、同じ民族同士で殺し合いをしている。
日本では400年前にやめたことなんだけどね。
同じ民族に化学兵器、となれば日本では1990年代のオウム事件だろうか。
サリンやVXという平和な日本では初めて聞くような物質。
そこまで行ってしまえば組織としてもおしまいだな。
実際、オウムはそれで終わった。(ハズ?)
旧日本軍も731部隊が有名だ。日本はボロボロになって敗戦。
ナチスも同様だ。
だめなものはだめなんだな。
シリアの苦難も先が見えてくるのか。

過労死

新年度になり新入社員のネタがテレビで散見する。
必ずと言っていいほど出てくるのが電通だ。
例の女の子が自殺したという話。
関連して、いろいろなニュースやコメントがネットでみられる。
今日みたのは「逃げる」というネタ。
逃げるというと聞こえは悪いが…という話なんだけど。
基本的に仕事というのは最大限の努力と集中力で成り立っている。
8割とか5割では許してもらえない。
精神的に限界だからと、出力を8割にすれば
「もっとガンバレよ」となるわけで。
さらに追い詰められて「辞めます」と言えば、とりあえず開放されるだろうけど
その後どうするのか、という話になればなんの補償もない。
辞めたら最期、後の何十年の人生は惨憺たるものになりかねない。
中には新しい人生でうまくいく人もいるだろうが、その可能性は極めて低い。
家庭を持ったり子供がいたりすれば、もう逃げられない。
もし会社辞めて過労死は防げても、つらい日々は続くのである。
自分にあった職業、職場というのが理想論だが。
昨日、人気女子アナのカトパンがバラエティに出ていたが
たいした趣味はないそうである。
仕事が大好きな人は、それが趣味だから何の問題もない。
私のように社会不適合者がなんとか生き残るには
自分を助ける趣味を持つことが大切だろうね。
アイドルに稼ぎと休日の全てを使ってしまうというオタクをテレビで見るが
社会不適合者のそれなりの生き方なんだな。
自殺するより、会社を辞めて生活保護になるより、よほどマシということなんだろう。
実際のテレビ番組では「こんなオバカが」という論調なんだけど
こういう選択肢がある、という編集なら多くの過労死が防げるかもしれない。