トヨタ、新型「ランドクルーザー」の納期4年程度に

ネットニュースで、早速記事を読む。
なにより驚くのが、価格が500万から800万という設定。私ら平民には手が届かない価格帯ではあるが世界最高のSUVを1000万以下で買えるということだ。トヨタランクルとハイラックスだけで多くの社員を養えるだけの利益が得られる。実際はとんでもない数の社員と下請け業者を養うわけでこれだけというわけにはいかないが。4年でも待つ客がいるということだ。
ベンツでもワーゲンでもトヨタでも大量生産の会社なんだけど、その品質は少量生産の仕事人と変わらないというのが素晴らしい。電気で動くクルマが正義みたいな時代の流れだが、バカみたいに燃費や経済性をありがたがる奴らは中国人の造るクルマを買えばいい。私らクルマが大好きな人はいいクルマに乗りたいのである。中国人が作れるようなクルマに興味はない。トヨタも先日EVのラインナップを発表したけど、本意はランクルやGRにある。ドイツの有名メーカーにしてもレンジローバーにしても実験的にはEVを発表しているが売れ筋は違うのである。タクシーやトラックなどの業務用のクルマには燃費の付加価値は必要なんだけど、実際には業務用はそれほどEVやHVは多くない。EVやHVをありがたがっているのはクルマのことがわかっていない買い物や送迎に自家用車を使う人達だ。プロのドライバーが満足できるクルマは電気とは違う所。
トヨタランクルにEVを主力車とする頃まではEVやHVはくそっ喰らえである。
自称車好きという人がEVやHVをサイコーなどというとちょっと凹むのである。VWのRシリーズやBMWの直6やV6のベンツに乗ったことがないのだろうね。

先日ハイラックストラックを売却してGRヤリスを購入した。どちらも自動ブレーキやアイドルストップなどついていない。もう一台所有するのはライズ、1Lのターボである。電気とは無縁な車だ。最新のヤリスHVやアクアや日産のEパワーを試乗するとそのできの良さに驚くばかりだが、だからそれがサイコーと思い購入には至らない。プロにもマニアにも今ひとつなのである。ランクルジムニーが売れているのはただのSUV人気ではないことはこの文を読んでいる人にはわかると思う。