バカだなあ、総裁選とパラ

テレビニュースではひたすら総裁選の候補者は誰かで多くの時間を使っている。次の総理大臣が誰かの手前の話だ。それがコロナより大事だという立ち位置なのである。
まあ、コロナのニュースは感染者数の頭打ちでマスコミには美味しいニュースはなくなった。渋谷での大行列の話も無くなってしまった。マスコミにとってはうまく行っている話は興味なしということだ。
さらにパラについては連日メダルラッシュという論調なんだけど中継している民放はほぼない。休日の再放送枠でたまに中継している程度だ。何がメダルラッシュだ。そもそも放送するつもりもないのに。パラは五輪との抱合せで放送権料を支払っている。支払っているからにはパラを押さなければならないのだけど、実際あんなつまらない競技を生中継したって誰も見ない。放送権料はドブに捨てているのと同じだな。
それでも買っている手前「メダルラッシュだ。」などとやらなければならない。
先日「ボッチャ史上初めてのメダル」と言っていたが誰もボッチャ史を知らないわけで。よくよく考えれば視聴者も競技者もバカにした報道である。
ようやく国民無視のパラも今日で終わるそうで。首相の文字通りの政治生命をかけたオリパラがようやく終わるのである。いろいろな意味で感無量だ。

コロナのニュースでは新学期の学校での感染という嘘のネタは限界に達したのか、新学期3日でそんな報道も無くなってきた。今日のNHKでは子供の感染の主流の家庭内感染、親が持ち帰って子供にうつすというネタ。感染していない子供の面倒を誰が見る、というネタだった。そんなに心配なら親が外でマスクを外してワイワイやらなきゃ済むだけの話なんだけど。結局子供の不幸は親のせいなんだよな。親がバカで子供が幸せというのはあまり聞かない。

もう一つ、渋谷の若者接種
やっていることは間抜けなんだけど、こうやって報道されることによって若者たちにコロナ感染に対する啓蒙ができたのではないかと思っている。
もし、それをもともと考えた上での渋谷接種とすれば優れた演出だったということになる。これで都内と近辺の若者の感染も抑えられることになるだろう。さらに接種が進む足がかりになればさらにコロナは終息にむかう道筋になった。最初にこのニュースを聞いたときはバカにしていたのだけどそうでもないらしい。まあ、渋谷の路上で踊っている若者たちはリコウとはいい難いが。