映画評、寅さん、エジソンズゲーム

正月に観た映画を。
☆おかえり寅さん
シリーズ50作目ということで楽しみにしていた。
寅さんは当たり前だけど回想シーンしか出ない。
ところがストーリーでは死んだことにはなっていないようだ。
かと言って特に寅さんの近況を話すわけでもない。
おいちゃんおばちゃんはしっかり写真になっていた。
もう一つは満男と泉の関係性。
記事では山田は脚本を書く時に悩んでいたとある。
あえて二人は別々の人生、会いもできなかったという設定。
今までの経緯から考えると違和感はあるがきっちり最後にまとめるところが山田である。
満男はシワシワのいい年のおっさんなんだけど中高生みたいな言動するところがこだわりかな。
エジソンズゲーム
エジソンが現役の頃の19世紀末のお話。
史実に忠実に淡々と話が進んでいく感じ。
フカヨミできる人は感動的なんだろうけど、私は特には。
エジソンを変わり者として描いているように見えた。
少なくともヒーローとしては描いていない。
それより驚いたのは画質。
そもそもが19世紀の話なので茶色っぽい映像が続くのだけど、海のシーンや滝のシーンではその鮮やかさに目を奪われる。