自由の国

自由の国アメリカで連邦議会議事堂にトランプのデモ隊が押し入ったという。
完全に自由という言葉を履き違えている。
まあ、よくも悪くもトランプ支持者なんだろうね。
好き嫌いの分かれるほうが人間としての魅力はあるものだ。
嫌いな人が一方的に批判すべきではない。
しかしながら、あの騒動は致命的だったね。
日本でも
非常事態と言いながらも人出はほとんど減っていないとか。
それでも20時以降はそれなりに効果が出ているそうだから1ヶ月様子を見るしかない。
医療や行政はこの1年間ずっと非常事態だったわけで。
いつかここで書いたことがあるが、私が聞いた感染を疑われた人はゴルフで濃厚接触者になったという。
去年の石田純一パターンだな。
実際その人のお人柄もいい加減な言動、約束を守らない、何を言っているのかわからないことがある、という。
それでもゴルフに行く自由はあるわけだし、感染が疑われて家族全員が外出禁止になるわけだし。
自由を履き違えるとこういうことになる。
もう一つ
北陸で大雪、クルマが立ち往生というニュース。
事前にあれだけクルマでの移動は危険だと言われていたのに。
大半が(映像でみるかぎり)トラックである。
ある意味プロの運転手、のハズなんだけど。
結論は先頭の一台のアホのトラックのせいで多くが迷惑するという話。
それも踏まえて移動は危険だと言われていたわけ。
どんな自信であの大雪の中へ発車したのだろうか。
とは言っても、北陸のいろいろな街の映像を見るとどこもクルマでいっぱいだった。
身動きできなくなって自衛隊に助けてもらうまでは非常事態ではないようだ。
もう一つ
大雪は大変なのだけど気になったのが屋根の雪下ろし。
何年かに一度は豪雪で大変な地域なのに屋根に登って雪下ろししている。
人が立っていられる勾配は30度以下である。
勾配を50度ぐらいにすればつもりにくい屋根になるし強度も出しやすい。
合掌造りの家はそういう機能もあった。
多分、地元の工務店の設計施工能力がそんなものなんだろう。
田舎に行くほど住宅メーカーが入り込めないと聞いたことがある。
地元の工務店が幅を利かせているのだそうだ。
(あの程度の設計施工だとコストをかなり抑えられるらしい)
雪下ろしや落雪で多くの命が失われているのに。
北陸の豪雪地帯の人には施工業者を選ぶ自由もないらしい。
ちなみに我が家は鉄筋コンクリート構造の一軒家、理論的に雪下ろしの必要はない。ただし、東京近郊で雪下ろしの心配はいらないのだけど。(笑)