ミッキー安川に見る惜しまれる死

ミッキー安川は才能もあったし行動力もあった。
なによりすごいのがいまだにラジオのレギュラーがあったこと。
人は誰もが老いるワケでいつまでも若い時と同じ生活、行動ができない。
70歳過ぎても現役で活動できるなんてなんて素晴らしいことだろう。
70歳過ぎてもフラフラ遊んで歩いている年寄りはたくさんいる。
厳密に言えば仕事ができないので仕方なく遊んでいるのだ。
定年までずっと仕事をしてきたからそれで良いと言えばそれもただしい。
でも、人間ってやっぱり金なんだよね。
歳をとってもお金が稼げるというのが何よりも生きる原動力のような気がする。
先日、イトーヨーカ堂の食品売り場でおせちの試食販売しているオバハン発見。
一口味見したあとちょっと話を聞く。
もうすぐ80歳だそうだ。
「その年まで誰かに頼まれてこうして仕事が出来るところがすごい」
と言うと気をよくしたかもう一口試食品を勧められた。
まだまだ現役なのに死んでしまうのは惜しまれることだが
現役のまま、惜しまれながら死ねるというのはある意味素晴らしい。