カセットガスボンベ

今日のブログでジャスコでカセットガスボンベを大人買いしたと書いた。
試食販売のオバハンも一部読者の方も「そんなにカセットガスボンベが必要か」ときかれた。
以前に何度か書いたのですでに知っているという方はこのままスルーしてください。
我が家は必要なもの、欲しいものにはお金をかけるがそれほどでもないものは切り捨てる。
新築当初はキッチンにはプロパンガスによるガスコンロがあった。
それを1年後には廃止、後の都市ガスの工事も断った。
我が家にはガス管がないのである。
キッチンには安物のIHコンロとカセットガスコンロが並んでいる。
我が家は煮炊きするのにカセットガスボンベを使っている。
本格中華をする以外はそれでほぼ十分である。
魚を焼くには4000円のロースター、それ以外はオーブンレンジがある。
カセットガスコンロは2500円程度、数年使ってちょっとでも調子が悪くなれば新品にする。
システムキッチンのIHコンロは30万円以上もするらしい。
我が家はこの十数年コンロとガスを数万円ですませている。
3年前の3.11の時、東京近辺の我が家の地域は大きな被害もなく
ライフラインの寸断もなかった。
しかしながら、もう少し大きな災害になればガスは真っ先に止まってしまう。
我が家はカセットガスボンベのストックもたっぷりあるので困らないだろう。
ちなみに、給湯は3年前までは灯油ボイラー、現在はエコキュートである。
太陽熱の利用もしている。
ガスはエネルギー密度が高くすぐに大きな熱量を得ることができる。
その反面、高価で災害に弱い。
現在の我が家の選択はガスを排除しているが、原発問題が解決しない今
電気のコストアップはずっと続いていくだろう。
何年後かの未来にガスと電気のコストが逆転する日が来るかもしれない。
なぜなら今はガスで火力発電しているわけで、家庭までの供給コストが無ければ
ガスのほうが実は安いことになる。
ガスの熱で電気を作って、その電気の熱でお湯をわかすというのはいかにも熱効率が悪い。