あなたは大丈夫?寒暖差アレルギーとは

あなたは大丈夫?寒暖差アレルギーとは
というYahooニュースと昨夜の情報バラエティ。

実は夕刻のニュースでもこのネタだった。
ここ数日の気象の変化は大きくて30度になったり9度になったり。まあ大抵の人は不快になるのだけれども。
ここ数万年、日本には四季があり夏は暑く冬は寒いというのが当たり前になっている。
温暖化の影響で半年近く夏日、秋が短く冬になる。というのもそろそろ慣れてきた頃。Z世代はそれが当たり前という時代で育っている。それなのに今さら季節の変わり目で寒暖差アレルギーとは聞いて呆れる。
夕刻の専門医の話が面白かった。
「人は36度の体温を維持するために多くのエネルギーを必要とする。そのエネルギーが足りないと気温の変化に体温が追従できなくなる。エネルギーの源となるのは体力。筋肉や運動量が不足すると寒暖差についていけなくなる。解決方法は体力をつけること。つまり運動をすること。子供の頃からエアコンの効いた部屋で過ごす。学校でもエアコンが、となれば寒暖差に弱くなるのは当然、さらに体力もなければ寒暖差で具合が悪くなるのも当然。運動をしましょう。」というもの。これまでは自律神経がとかわかったようなことをいう専門家が多かったがこの医師の説明は明快であった。
夜のバラエティ番組でも最後の方で「寒暖差アレルギーとはいうものの、アレルギーの定義はアレルゲンと免疫との問題。寒暖差はアレルゲンではないので厳密にはアレルギーではない。」とわりとまともなことを言っていた。
お若いのに年寄りみたいに寒暖差についてこられないとなると、すでに体力は年寄りと同等。西田とは言わないが70代で寿命になる人が30代以下では増えるのではないか。子供の頃から甘やかして暑さ寒さを体験しないですぐにエアコンの生活、ゲームだSNSだと小さい画面に夢中になって、小説も読まずに漫画を読んで読書したつもりになっている若者たち。運動をほとんどしないで大人になった若者たち。65歳を過ぎてからの人生はしんどいぞ。

と、偉そうに書いている私だが、寒暖差アレルギーではないが11月頃に毎年たんのからむセキが数週間続くという症状がここ10年続いている。季節から考えても涼しくなると体調が悪くなるわけで。私も平均寿命まで生きられないということか。