5キロ1680円が今年は3000円超

「5キロ1680円が今年は3000円超」「国主導で減反、今さら足りないと言われても」…令和の米騒動で露呈した食料安保のもろさ、農家も消費者も未来が見えない
というYahooニュース。

8月の私の予想のハズレと原因を考えてみた。

☆卸の古米の出荷調整疑惑
8月にコメ不足が囁かれ売り場から米が消えた。私は1993の米騒動のように悪い業者が倉庫にコメを値が上がるまで隠していたと推測した。
実際はそこまで悪質ではなかったようで、コメ不足と言われていた頃は例年の1.5倍も売れていたそうである。余計なことをしなくても勝手に値上がりして勝手に売れて在庫処分ができた。何も考えなくても大儲けできたということだ。

☆コメ不足解消
9月の中盤には新米が並ぶようになり不足は解消した。

☆価格の下落
ここは大外れ。ニュース記事にもあるように政府、JA、農家の鉄壁の値上げ作戦で見事に2倍近い価格で10月下旬も売っている。
しかしである。テレビのインタビューでも誰かが言っていたが、パンや麺類などで繋いで高いコメを買わない家庭が増えている。おかげでコメ不足が解消したあとは高いコメが山積みの状況が続いている。この数週間私がスーパーへ行ったときコメを買っている人を見たことがない。
10月には価格が下落するという予想は外れたのは、古米の在庫が見事になくなっているということ。食料安全保障のもろさと書かれているが、実はちょうどいいところと政府も業者も思っているに違いない。在庫がなく価格も値上げできている。ただこの2倍近い値上げはやはり納得できるものではない。農家のためという人もいるが私達の税金が直接間接でどれだけコメ農家にわたっていることか。ばかみたいな値上げを庶民が許すわけもなく不買運動は静かに進行している。5kg3000円それも税抜き、はいずれ維持できなくなるのではないか。
10月中旬ごろから2850円などと値下げしたコメが見られるようになった。