イヤフォン


ネットでサブスクの音楽を聞くようになって、ハイレゾ再生用のノートパソコンはホコリをカブっている。16ビット、24ビットという音質も満足が行く内容。ただし今のところ4Kテレビで受信して光ケーブルでデジタルアンプ、という比較的オーソドックスな流れ。ハイレゾの音質はもう少し良い。一つは受信のテレビ。いくら最新型とはいえただのテレビであるから音質面で手を抜かれている可能性がある。次にアンプ。二世代前の7.1chアンプはネットワークオーディオに対応していない。定価で20万くらいの同等のアンプが欲しいのだがこういう需要は減っているようで新製品もあまりでないし中古品もタマが少なくお高い。今のところ10万円くらいの比較的新しい機種を見ているところだ。
ちょっと前にここで書いたのだが、今使っているアンプも含めて高性能なデジタルアンプは8個以上のスピーカを鳴らすためそれぞれのチャンネルに100W前後の出力がある。DACやサラウンド回路もそこそこの電力が必要。BGM程度の音量でも消費電力は400Wくらい、最大は800Wである。さらに60インチクラスのテレビも200Wの消費電力、と思いきや有機ELモニタは300W以上食うらしい。つまり気持ちよくサラウンドで映画を見たり、大音量で懐メロロックを聞いていれば1000W以上、確かにテレビもアンプもかなり発熱している。
電気料金が値上げしていて同じ消費量なのに電気料金が上がっている。さらに例年は4月から7月上旬まではエアコンは使わない我が家だが今年は6月からほぼ毎日使っている。さらに嫁さんが体調を壊して家にいることが増えたので光熱費全般料金が増えた。
見たかった映画や心を休めるための音のシャワー浴びなら7.1chも仕方ないがBGMのときや音楽のみのときは省エネしたい。
その1 テレビの機能
たいていの多機能テレビには画面オフの機能がある。私も散々探してようやくボタンを見つけた。音楽を聞くときは画面を消す。これだけで300W前後の省エネになる。
その2 若者のやり方
いちいち電気代を気にしてアンプを付けるのももったいない。そうだ、スマホにアプリを入れてイヤフォンで聞けばいい。ガラクタ箱をひっくり返してイヤフォンの塊を発見。昔は耳のくぼみに引っ掛けるタイプ。昔、電車内などで音漏れで問題になったやつ。つけてみると意外に良い音。ただしこのタイプはすぐにずれ落ちたりで私には合わない。最近のものは柔らかいシリコンを耳の穴に差し込むやつ。飛行機でもらったものは音が悪くて使えない。アマゾンで1つ、中華サイトで1つ700円ぐらいの安物を購入した。ちなみに同等品は近くの電気屋で税込み3000円弱くらいか。アマゾンのものより中華製の方がやや音がいい。ただしスマホとの相性もあるようで4台のスマホにそれぞれ繋いで聞いてみた。どうせこの手のお安い家電は箱や名称が違っても中身は中国で作っているから価格相応の品質だろう。同じ価格なら中華サイトのほうが直送の分お安いから性能はいいということかな。確かに中国語で「高音質、重低音」と書いてあったし。(笑)
その3 どうせならソニー
せっかくいい音で聞きたいというのなら最高級のイヤフォン、じゃなくてヘッドホンがいい。ヘッドホンは我が家にあるが昭和の頃の年代物。すでに耳当てのスポンジまでがベトベトに朽ち果てている。youtubeでみたミュージシャンが録音のときつけているソニーのヘッドホンがいいなあ。調べたら3万円くらいで買えるらしい。欲しいアンプが中古で6万くらいで売っていた。ソニーのヘッドホンも悪くはないが夢のまた夢ということで。

というわけで2つのイヤフォンはリビングと寝室に配備した。寝るとき今までテレビをスリープタイマーで使っていたがこちらも省エネ。