名将、野村

上に立つべき、指導的立場の人の理想型だろう。
人を育てる、チームを強くするという最も基本的な能力に長けた人だ。
人間にはそれぞれ個性や能力があるのでみんなが野村の様になれない。
だから野村のような人材は必要とされている。
ところが野村イズムの必要性は誰もが認めるところなのだが
だからまねをしようとか活用しようとする人が少ないのがこの国。
楽天が野村を切る理由がわからない。
ただし想像はつく。
無能な楽天トップにとって(金を稼ぐことには有能)自分たちより指導力のある人は嫌いだ。
コンピューターバカの楽天のトップにとって野村のアナログ的な能力は怖いのだ。
自分より下の人間が能力が高いのは許せないらしい。
大きな組織になると上司は保身のため部下の才能をつぶすようになる。
こうなると組織は疲弊してしまう。
自民党はこうしてつぶれてしまった。有能な人は出て行ったのだ。
小泉チルドレンもみなつぶされた。
人やチームを育てるということは無償で自分の知識や能力を切ってくれてやること。
金儲けと保身にしか興味のない多くの社会人にはできないことなのだ。