日本の総理大臣が1年毎に代わるというのはおかしいとされている。
これは仕方が無いことかもしれない。
日本の組織社会では出世は報奨人事なのである。
だから順番にえらくしてあげるのである。
その人物がどれだけトップに立つ能力があるかはこの際どうでもいいこと。
ただし、現場での考え方はちょっと違う。
ある程度、能力がないとたちどころに業務が行き詰まる。
日本の多くの組織は保身とごますりで偉くなる人のほうが能力のある人より上になる。
そういう会社は時代の流れが変わったときに破綻する。
つまらねー出世競争に夢中で危機管理がなっていない。
わかりやすいのである。
もうひとつの現象は地位が上の人は能力の高い部下が嫌いなのだ。
だからこのように合法的にいじめられる。
破綻に向かうような組織というのは往々にしてこんなモノである。
それでも破綻しないのは公務員ということになる。
官僚は保身と天下りのことだけ考えて生きている。
末端の人は保身と昇進を天秤にかけながら生きている。
一所懸命仕事に打ち込んでいる人は一生ヒラである。
