「小松空港」また減便

新幹線には勝てない? かつての“ドル箱空港”また減便 今なにが強みなのか「小松空港
というYahooニュース。

金沢まで2時間半で行けるとなれば飛行機の優位性はないよな。私は小松基地に用があるから小松便を使うしか選択肢がない。新幹線ができる前は小松便はB777を使っていたことも。でかい飛行機だと「空いていてラッキー」などと喜んだものだが、新幹線ができてからは737が中心、結構混んでいるし。
小松近辺には温泉地があるし、大企業の工場もあるので需要がなくなることはないが、新幹線ができるまでは金沢へ行く最短ルートだった。金沢や能登へ行くには小松経由しか選択肢がなかったわけで。かつてのドル箱は間違いではなかった。
私は小松近辺でF15撮影を楽しんだあと、片山津温泉は車で20分、や、粟津温泉は車で30分の安い宿で温泉も楽しめた。
ところがである。外国人と円安物価高の影響で安い温泉宿も1泊1万円を超えるようになり選択肢から外れていく。飛行機が小さくなったことで座席の余裕がなくなり、ツアー料金もだんだん値上がりしている。
この20年毎年小松に通っていることはブログを見れば明らか。10年以上前は片山津や粟津や山中などに宿泊していたが、最近はビジネスになった。運輸も宿泊も金儲けするための事業だからたくさんお金を取ろうとするのは仕方がないが、値上げも「赤信号みんなで渡れば怖くない」ではちょっとねえ。