ロンドンのビル火災

70年代を生きた人ならまず思うのが
タワーリング・インフェルノ
私は小学生だった。
少し学年が上がってから名画座で観た記憶がある。
基本的に大火災とは設計やシステムの手抜きだと。
タワーリング・インフェルノでは、パーティーに招待された
金持ちが被害にあうという設定だが。
今回のロンドンのマンション火災の被害者は金持ちでは無いらしい。
建物はそのタワーリング・インフェルノの時代に建てられた古いもの。
住んでいた人も外国人とか難民とか、らしい。
映画などのフィクションでは金持ちが被害にあうのを良しとしているが
現実となると社会的弱者、もしくは貧乏人が対象となるようだ。
火事のあとになって、避難経路や建物の構造に問題があったと書かれているが
そもそもそんな問題のある建物にお金を払って住まなければいいのに。
問題を知ってか知らずか住んでしまうところが貧乏人なのである。
貧乏人はいい人かもしれないが、賢者ではないのである。
もう少し、行動を起こす前に下調べをしてちょっと考えてから決めればいいのに
それができないから貧乏人なのである。
なんだか自分で自分の悪口を言っているようで気分が悪くなった。(笑)
もう1つ
現場の近辺でデモが行われて、警官と小競り合いになったとか。
貧乏人のもう1つの悪いところが出てしまった。
他人のせいにするのである。
自分は悪くないと思うと、言い聞かせると安心するのだろう。
しかしながら、何の解決にもならないし
死んだ人は戻っては来ない。

テッド2映画評

これまた、今さら、というテッド2である。
R指定がついている大人向けの映画である。
とは言っても女性の裸が出るわけでなし、性交のシーンがあるわけでもない。
それでいてテディベアの映画でR指定にするというのが粋なのである。
私が見たのは字幕版だが、吹替版の日本語訳にも興味がある。
若い弁護士までが麻薬を吸う、というハチャメチャな話なんだけど
ちゃんと??一本ぐらいは筋を通したストーリーになっている。
この手の映画をもっともらしく批評するということ自体がナンセンスである。
じっくり楽しむか、嫌悪感を覚えるか。
私は嫌悪感を覚えないが、アメリカ人でないとわからないギャグやジョーク、
さらに市民権といった社会的な背景、などなど
日本人には今ひとつしっくりこないのではないかな。
日本人はジブリや君の名はのように、ひたすら子供向けのきれいな話を良しとする。
かわいいテディベアがSEXや麻薬の話をするというのは日本文化に無いのではないかな。
第一作目ではやや手探りだったが、2では吹っ切れた感じになっていた。

ミニオンズ映画評

2015年のベスト、という記事を見てがっかり。
今さらの初めて観た。
よくよく考えるとミニオンは何もしゃべっていない。
正確に言えば何かをしゃべってはいるが何を言っているかわからない。
ある意味、全編パントマイム、無声映画なのである。
ところが感情移入はできるし、お腹が痛くなるほど笑える。
もちろん、ナレーションの妙もあるのだけど。
さらに地球史上“最強最悪"のボスを探す、というブラックな感じ。
恐竜の時代から行き着いたのが1968年というのがさらに笑える。
ビートルズローリング・ストーンズの全盛期。
エリザベス女王もまだ若い。
アメリカはベトナムや人種問題からヒッピーなどなど
世界中の誰が見てもわかりやすい時代だったわけで。
絶妙な設定なんだな。
この手のCGではディズニーが思い浮かぶが
これほどの完成度とはユニバーサル恐るべし。

都立高で食中毒 防災訓練の非常食が原因

まるで、哲学の何とか論法の題材のようなニュースである。
原因ははっきりしているが責任の所在がさっぱりわからない。
災害でもないのに非常食を食べることが悪いのか。
なぜ非常食を食べるかと言えば賞味期限が近づいているかすぎたから。
いやいや、非常食で食中毒というのがおかしいわけで。
製造した会社が悪いのか。
それとも非常食の調理過程で細菌が混入したのだから現場の教員が悪いのか。
いやいや、非常食の調理過程で細菌が混入するようでは非常食の役割は果たせない。
そもそも、学校がわざわざこの季節に衛生の悪いところで調理するのは正しいのか。
それとも、そういう環境だからこそ訓練になるのか。
製造会社は食中毒が起きたことで、新たに課題ができて改良ができる。
生徒がその実験台でいいのか。
なぜ食中毒を起こすような非常食がそこにあったのか。
災害のためだと予算がたっぷり出て、わけのわからない非常食の会社と
役所が癒着していて、大量に仕入れることになったのか。
役人がそんなことで潤っていいのか。
そもそもが学校の衛生状態に問題があったのか。
などなど
あまりにもポイントが多すぎて、話がグルグル回ってしまって
的確なポイント整理ができない。

「なんで休みなく働いている人が偉いの?」

オードリーの若林正恭が6月11日放送のラジオ「オードリーのオールナイトニッポン」で、
日本人が「忙しい人のことをすごく偉いと思っている」ことに疑問を呈し、ネット上で話題となっている。
というネットニュース。
これにはからくりがあることを忘れてはいけない。
自由業と給与所得者とは考え方が違うのである。
会社経営や芸能人などの自由業の人たちは仕事をもらってなんぼの世界。
ヒマはぜひとも避けなければならない。
芸人の9割の人はアルバイトをしているという記事を見た。
本業だけで食べていけるという幸せがある。
休みがない、は芸能人の勲章なのである。
そもそもが、売れたい、人気ものになりたい、ぎゃーきゃー言われたい、
という強い欲求で芸能人になったのに、一人の時間が欲しいとか
休みが欲しいというのはおかど違いもいいとこだ。
すぐに辞めてカタギの仕事をやるべし。
ところがである。
給与所得者にとっては、仕事とは苦行である。
何かを我慢して生きているわけで。
ただ、1割前後の人達はちょっと違う。
仕事が大好きなんだな。
もう少し深読みすれば、出世が大好きなのである。
もう少し深読みすれば、そこにしか自分の立ち位置が無いのである。
だから、必死にしがみつき頑張るのである。
そして、肩書が変わるたびに幸せを感じるのである。
すでにお金のためだけではない。
休みで家でのんびりしている方が不安なのである。
ある職場の管理職はみんな酒を飲まない。
いつ何時、事件や事故があって呼び出されても、すぐに参上する準備が必要。
歴史では「いざ鎌倉」になるのだろうか。
そもそもが、のんびり休む気など無い。
それが仕事であり、生きがいなのである。
そんな彼らから生きがいを取ってはいけない。
休むヒマもないは、生きがいであり勲章なのだから。
モーレツという言葉が流行った時代のサラリーマンの私の親。
毎日が日曜日のはずなのだけど、まるでサラリーマンのように
老人会やゲートボールやボランティア活動などで「忙しい」を連発している。
おかげで80過ぎても元気でいるのは大変よろしい。
休日など必要としない人たちが少なからず存在しているし
その人達が社会や経済を牽引しているのである。
私は牽引していないので、残業や休日出勤は出来る限り辞退申し上げている。

VWゴルフマイナーチェンジ


ハイラインのデキを見に行ったのだけどGTIの試乗をすすめられた。
確かにかっこよく見える。
ヘッドライトとフェンダーのデザインを変えたそうで
よりワイドアンドローが強調されている。
ライト類はすべてLEDになったそうだ。
早速キーをもらって乗り込んでみる。
CGのメーターはオプションだそうだ。
モード選択はエコ、コンフォート、ノーマル、スポーツ。
サスペンション、ステアリングの制御も変わるそうだ。
さらにマニュアルのモードもあって、それぞれの設定を変えられる。
私のポロもそうだが、スポーツにするとエンジンがやたら高回転になる。
1.2程度のエンジンなら峠で攻めるときは回転が上がってほしいと思うだろうが
200馬力もあると、普通の加速で十分という時もある。
でも、サスは硬めが良い。
そういう設定ができるというのは、高額のグレードならあってもいい。
実際、2.0ターボエンジンは低速からのトルクも十分でスポーツモードは必要ないな。
先代のGTIに乗ったときは乗り心地優先のようなマイルドな印象だったが
今回はスポーツを意識した設定になっている。
営業マンはクラブスポーツの設定に近づけたと言っている。
かと言って、ガチガチの印象はない。極めてGTI的な設定だと思う。
しかしながら、マンホールを乗り越えるときにはそこそこの突き上げがある。
ストリートのスポーツとしては絶妙のセッティングなんだろうな。
WRXSTIの設定もモデルチェンジのたびに乗り心地が良くなっているのに似ている。
ゴルフGTIと価格もカブルところなので、先行のゴルフが負けるわけにはいかないな。
もう1つ
いつも思うことなんだけど、2.0ターボのパンチが今ひとつ。
あまりにも低速からのウルトラスムーズなトルクなもので。
個人的には1.4ターボのトルクの盛り上がりのほうが好きなんだけどな。
排気量アップをトップパワーではなくトルク特性に振っているということ。
スバルのEJのようなトルク特性のエンジンはヨーロッパ流ではないということか。

トミカサンダーバード


嫁さんと大型スーパーへ。
時間制限の割引セールをしていた。
その中の隅っこにトミカがいくつか。
その中にオールドサンダーバードが。
以前にきたときに新しいaregoのトミカを購入したがオールドの方は割引していなかった。
結局、オールドも売れることなく割引のワゴンに入ってしまったということか。
サンダーバード世代はほぼ全員が50代に突入している。
トミカを買い集める世代でもないのだろうね。
縮尺もバラバラだしディテールも褒められたものでもないし
定価が税込み600円では売れないだろうなあ。(笑)

トヨタ・86次期型は2.4ターボで250馬力!?

次期型に関する情報が欧州エージェントから届きました。
というヤフーニュース。
ポイントなのは欧州のエージェントという訳の分からない情報の出どころ。
次に欧州のといいつつ内容は時代に逆行する内容だった。
もともとがライトウェイトスポーツという大義名分があった86である。
それがターボというのはわからなくもないが、排気量アップというのは。
同等のエンジン性能ならヨーロッパでは1.4ターボがすでに主流である。
これでも日本の規格なら200馬力は担保されているわけで。
スバルの技術からすれば2.5で300馬力は余裕なはず。
それを今さら2.4に排気量アップで250などというのはおかしいではないか。
また、それをもっともらしく欧州のエージェントが、などと書くところが怪しい。
さらに
このネタ元がどうかは別にして、スープラの開発が進んでいるという。
思うにこのネタは86ではなくて次期スープラのスペックではないのか。
ターボで武装してリッター100馬力はやはりおかしいね。
2.4で300馬力なら納得なんだけど。
しかしながら、スープラに関しては専門誌では直6の3.0というのが定説。
エンジンは純国産ではなくドイツ製となるとの話もある。
満を持して出るスープラが2.4で250馬力などでは肩透かしもいいところだ。
というわけで、なんの意味もないヤフーニュースということだな。

福岡・小郡の母子3人殺害、夫の警察官の逮捕状

昨日の夜のニュースを見ながら
「夫が怪しい」と言っていた。
小学生の親子が朝の7時に全員寝ていたという証言は不自然だった。
さらに外部からの侵入の痕跡がないという。
昨日の推理だが
母親が子育てに悩んでいたという。
そして、母親は深夜に凶行に及ぶ。
それを朝に気づいた夫は妻に詰め寄り、カッとなって妻を殺した。
というストーリーを考えた。
今日のこの時点でも新たな情報は出ていないのでなんとも言えない。
もう1つは
第一発見者の親族の女性。
学校、夫、女性と情報が伝わり死体の発見に至るわけだが
「自殺している」と110番したという。
心中となれば家族が同じ場所で死んでいるのが普通だが
子供は2階、母親は1階で発見されている。
それをなぜ自殺と断定したのか、疑問である。
もう1つ
練炭で自殺を偽装したとなっているが、誰がやったのか。
夫というのがもっとも自然なんだけど、職業は警官。
それも38歳である。
下手な偽装工作など簡単に見破られるだろうし、死因も同様だ。
そう考えると、育児に悩んでいたのは夫自身。
深夜に凶行に及び、朝にそれに気づいた妻を感情的に殺した、
という推理も成り立つことになる。

東野圭吾の小説の読み過ぎだろうか。

体育の授業を嫌いになった理由

というネットニュースを見た。
体育の教員の一言が、というのが取り沙汰される。
もともと運動が得意ではない人の気持ちが
大人になるまで得意な体育の教員にわかるか、などなど。
私は子供の頃はまさに運動オンチ、何をやってもだめだった。
昭和の頃は野球が盛ん、とはいっても三角ベースなどだが。
そもそも一緒にやろうと誘われないし、たとえいれてもらっても
守備をすればエラー、バットにボールは当たらない。
守備位置は徐々に遠くになり、打順がまわってこなくなる。
小学校の体育の時間、ドッジボール
最初にボールを持った敵方の女の子が
「まずはS(私の事)に当てるかあ」とそれほど強くない投げ方で、ふわふわっとボールが。
私は見事に逃げ切れず足に当たって外野へ。
その後、その授業でボールに触らなかった。
小学校の体育の時間、ソフトボール
当時はひとクラス45人近くいた時代。
クラスを2つに分けても20人以上1チーム10人11人にはなる。
さて、1回、守備につくのだが私の守備位置はライトバック。
ライトの後ろの方、つまり草むらである。
エンタイトルツーベースのボールだけを触らせてもらえる。
打順は19番とか20番。
つまり二周に一回しか打順がまわってこないのである。
どうせ立っても三振だし。
バレーボールや跳び箱をやれば基本的に突き指か捻挫をする。
これで体育の時間が好きになる訳がない。
というか学校を好きになるわけがない。