70年代を生きた人ならまず思うのが
タワーリング・インフェルノ。
私は小学生だった。
少し学年が上がってから名画座で観た記憶がある。
基本的に大火災とは設計やシステムの手抜きだと。
タワーリング・インフェルノでは、パーティーに招待された
金持ちが被害にあうという設定だが。
今回のロンドンのマンション火災の被害者は金持ちでは無いらしい。
建物はそのタワーリング・インフェルノの時代に建てられた古いもの。
住んでいた人も外国人とか難民とか、らしい。
映画などのフィクションでは金持ちが被害にあうのを良しとしているが
現実となると社会的弱者、もしくは貧乏人が対象となるようだ。
火事のあとになって、避難経路や建物の構造に問題があったと書かれているが
そもそもそんな問題のある建物にお金を払って住まなければいいのに。
問題を知ってか知らずか住んでしまうところが貧乏人なのである。
貧乏人はいい人かもしれないが、賢者ではないのである。
もう少し、行動を起こす前に下調べをしてちょっと考えてから決めればいいのに
それができないから貧乏人なのである。
なんだか自分で自分の悪口を言っているようで気分が悪くなった。(笑)
もう1つ
現場の近辺でデモが行われて、警官と小競り合いになったとか。
貧乏人のもう1つの悪いところが出てしまった。
他人のせいにするのである。
自分は悪くないと思うと、言い聞かせると安心するのだろう。
しかしながら、何の解決にもならないし
死んだ人は戻っては来ない。