記念Suica 249万枚失効も

2014年に東京駅開業100周年を記念して作られた限定Suica。発売当時、売り場には大行列ができました。 およそ427万枚が販売されましたが、4月末時点でなんと249万枚が未使用のままです。 JR東日本によりますと、1度も使っていない場合、再来年3月31日で失効してしまうということです。
というラインニュース。

人生には無駄がつきものである。無駄のない人生などありえない。ただし無駄にはお金がかかるのである。私は子供の頃、数キロ離れた隣町まで探検。暗くなって帰宅して親に怒られた。小学生の終わりの頃から自転車で遠乗り。その日はお金がかからないが自転車の維持費くらいはかかった。このくらいがお金のかからない無駄。10代の後半になるとバイク、クルマ、オーディオ、カメラ、模型と無駄を絵に書いたような趣味に没頭する。アルバイトのお金はそんなものに消えていく。

ただ一つ偉そうに言えるとすれば、今でもほとんどの趣味は継続中である。人生の役に立つことや人のためになることは大抵が三日坊主なんだけど。人生の役に立たないことは楽しいのである。
ところが話はここから、今回の表題である「記念Suica」427万枚が売られて249万枚が未使用とのこと。6割の人は使う目的ではない購入ということだ。私のようにコアな鉄道ファン(記念Suicaファン、東京駅ファンも含まれる)なら使用しない状態での保存を最初から予定していただろう。が、割合としてはかなり少ないだろう。
割合として多いのは乗っかった人、記念とか限定とかとテレビで見聞きすると欲しがる人種とそいつらを狙った転売ヤー。もともと無駄なもの、無駄な努力の記念Suicaなので、10年前に「ヤッター」と思ったところでおしまいなのだ。話題の限定品を入手したときの喜びこそが記念Suicaの役割で、使えるか失効するかなんて今さらどうでもいい。

本当の無駄とは
小中学生にスマホを買い与える。タバコやお酒より健康被害は大きいだろうね。
右側通行の自転車。乗っている人間とセットで世の中の無駄だ。
弱い立場の人にいばるやつ。カスハラやモンペやパワハラをするやつ。さらにそいつらの相手をとなければならない人件費と労力。怒鳴ったり暴れた場合は即被害届、一定時間以上ねちねちと文句の場合も被害届、あからさまな暴力は即逮捕でいいだろう。対策にお金を使うのでなく弁護士費用に使ったほうがいい。