航空燃料不足 成田空港

航空燃料不足 成田空港でも週あたり60便近くに影響
コロナ後利用者は1.7倍に増加。新規乗り入れを希望する航空会社も多いという。
というヤフーニュース。

円安が加速して160円になった。というニュースとリンクしている。
私が子供の頃、若い頃は「21世紀中頃に石油が枯渇する」と言われていた。70年代のオイルショックが引き金、石油がなくなると困る。という話から始まった。そして90年代に入ると石油を燃やすことが良くないという温暖化環境問題に話がすり替わる。原発依存の本格化もこの頃、そして、21世紀にはハイブリッド車が出てきてクルマの燃費が劇的に向上、ガソリンスタンドが減った。石油がなくなるという心配はとりあえずなくなった。なくなるのではなく産油国が生産調整をして価格を下げないようにしている。という認識。
いつかは枯渇するのだろうが昭和世代が生きている間は問題ない、はずだった。
ところがである。右肩上がりの航空産業、ついに燃料不足の話になった。今は2024年。1970年代のオイルショック以降いわれてきた石油の不足問題が現実として現れた日、と認識している。
90年代にいわれた環境問題、2000年代にいわれた人口爆発と食糧問題、これらがある年代に向かってひとまとまりになって私らを襲うのかもと思っている。

先日NHKで放送した食料問題では、食糧不足にならないように穀物の粉を使った加工食品が世界中に広まっているという。東南アジアは主食がコメというのが多いが、世界では麦の粉が主流、ところが麦よりも生産性が高いトウモロコシの粉や油が80億の人間の食を満たしているという。
実は食糧問題は限界を超えていたのだ。カビないパンや日持ちのするケーキ、常温保存できる生麺を美味しいと食べている。すっぱいのが美味しいレモンハイも飲みやすいように甘味料が入っている。
どうやって運んできたのかわからない外国産の生肉、唯一国内産の魚の刺身もお高くて庶民には食べられない。結局どうやって運んできたかわからない外国産の魚を食べている。

少子化は運命なのかもしれない。人類が滅亡するとき若くして苦しい思いをする人は少ないほうがいい。ただ、滅亡と言っても血みどろで苦しむわけではない。人口減少で秋田県のように自治体が少しずつ消滅していって、燃料や食べ物が高価になり少なくなって、赤字路線は鉄道もバスもどんどん廃止になって、今は地方の百貨店がなくなっているがさらにスーパーや〇〇モールもどんどん潰れていって、明治時代の農村みたいな社会になって、若者や働き手が村からいなくなって、集落になって、ぽつんと一軒家になって、滅亡していくのだ。