アメリカの選挙

直接対決でトランプ勝利、というまあどうでもいいニュース。
シワシワのご老人がどちらが声がかすれているとか、物忘れをしたとか、裁判で有罪になったとか。どーでもいいことを議論して国民がそれを見てどちらに未来を託すか投票しろというのである。
一昔前は映画スターが大統領とか、黒人がとか、女性がとか何か未来を感じさせるネタがあったのだけど、今のアメリカの闇だな。大統領が誰になろうとアップルやアマゾンは最高益を出して株価も上がるということだ。天皇やチャールズのように国の象徴で政治・経済、戦争に関与しないとしてしまえばいい。あの爺さんに核戦争のボタンを持たせるのは危険である。

日本の都知事
先日間違えて候補者の演説放送を録画してしまった。せっかくなのでN党の候補者の演説を早送りで見たのだけど、基本的に自分のSNS、動画を見ろというユーチューバーなんだと改めてわかる。自分のサイトのアクセス数を増やしてお金を稼ぐというのが見え見え、さらに内容も中学生以下、大人としても恥ずかしいのではないか。恥ずかしさを超越したところにユーチューバーがいるわけで。自分の子供がユーチューバーをやりたいと言ったら100kgの私は乗っかってボコボコにするだろうね。自分の動画を載せただけでもぶん殴るだろう。そういう意味では都知事選はアルバイトテロのように悪い見本を子どもたちに見せてくれる。警察も選管もマスコミも悪いことを悪いと言えない社会が良くないね。カスハラもモンペも「それはだめです」と言えないから、言えない社会だから問題になっているわけで。

日本の自民党総裁
私が子供の頃、佐藤栄作という大物がいて次期総裁という話になったとき「三角大福」という過激な総裁選が行われた。結局この4人は総理大臣になったのだがそれぞれドラマがあったよね。特に田中逮捕は大ショックだったわけで、後に総理になる人は没個性を良しとする雰囲気になった。その中で小泉政権は異色だった。