小学校のプール2日以上『水出しっぱなし』

小学校のプール2日以上『水出しっぱなし』教師が止め忘れ
という毎年恒例のヤフーニュース。

こうやって公表した以上、有耶無耶にもできず結局現場の教員が折半で水道代を弁償するというオチになる。教員のことが嫌いなマスコミやネットの住人は「ざまあみろ」という論調である。謝って済むミスなら頭を下げておしまいなんだけど、税金が絡む損害となるとヒステリックになる人が増える。
選挙で使う看板数枚分なんだけどね。
先日の補選と今回の都知事選は選挙のあり方を提言しているのだけど、大きなお金が動く利権が絡むので「民主主義」を盾にして100年前から変える気が全く無い。どうせ開票1%で当選確実がわかるのだから投票に関わる予算をいくらでも小さくできるのではないか。
話がそれた。そもそもプール問題は水着の問題、施設の老朽化の問題、事故や病気の問題などそもそもが問題だらけで強行すべきではない。でもね、子どもたちは楽しそうにバシャバシャしている。どうすれば一番いいのだろう。

能登地震半年
衝撃の元日から半年が過ぎた。被災者はいろいろ大変なんだろう。ただ、復興が進まないとマスコミは声たかだか。元のまちの姿、元の生活に戻れるわけがない。形あるものは壊れるのである。東北の被災地では以前の街の姿とは全く違う復興である。新しく盛り土をした土地を作って大都市の郊外の新興住宅地みたいな町並み、今まで無かった立派な道路や橋を作り立派な箱物をいくつも作り海が見えなくなるように防潮堤を何百キロも作った。復興ではなく新興である。
能登半島は意外に大きい、金沢や富山から輪島へ行こうとすると空港ができる前は3時間近くかかった記憶がある。もともと不便で高齢化も進んでいる地域、どうなると復興になるのだろう。
さらに、数年前から群発地震が発生していて災害対策を進める時間は十分にあった。官民何をしてきたのか検証すべきだろう。復興より先に反省すべきだ。
さらにニュースでは液状化被害が新潟まで及んだとある。新潟の液状化は60年前からわかっていること。新潟平野は大河の三角州なんだ。もともと地盤が悪い。さらに液状化の被害が出た地域を見ると意外にも新興住宅地。10年前20年前に新居を建てるときに地盤調査をしなかったのか。砂地で地下水位が高いとされている。どうしてそんなところに家を建てようと思ったのかをぜひ聞きたい。これは次の世代の被災者を減らすためにも大切な検証なんだ。
実際東日本大震災のときに新浦安地域で液状化が起きた。が、それで倒れた家はほぼ無かった。ディズニーランドも駐車場などが被害を受けただけ。湾岸地域はもともと海である。最初から対策を取ったうえでまちづくりがされている。
私も3.11のときは怖い思いもしたし水道や電気が止まってしまうことも家に帰れなくなることもあった。家の中はいろいろなものが倒れて大変だったし、近所の家は壁にヒビが入った。だけど税金で何かしてもらったことはない。いろいろなものを失った被災者の方々は大変だし援助も必要かと思うのだけど、後片付けや衣食住すべて税金や寄付の援助でというのもいかがなものだろう。関連死の申請がたくさん出ているというのだが、なぜ復興で忙しいのに申請をするのか先日の報道で理由がわかった。