NHKスペ法医学者

先週でドラマアンチヒーローが終わってしまい、この時間に何を見ようかと思っていた。
「こんな大変なお仕事です」程度の内容かと思っていたら大違い。過去の大事件の検証、裁判をしっかり追いかけていた。
アンチヒーローの続編と思うくらいのめり込む内容だった。NHK渾身の1時間であった。
日曜日には珍しく裏も面白い。
テレ朝のブラックジャック、実写版である。これまで何回か実写版を制作されてきたが、大抵はがっかりしていた。
今回もまあそんなものだろうと見ていたが、それがなかなか良くできている。
ブラックジャック役の俳優はもちろん有名で実績もあるのだが、ちょっと猟奇的なブラックジャックをうまく演じていた。二枚目俳優ではないところが良かった。
昭和の頃に加山雄三がやったときはひたすらがっかりしたものだった。金田一耕助渥美清がやるようなものだ。(渥美清金田一は意外に評判が良かった)
さらに手塚の原作の漫画にかなり寄せていた。病気の女性の顔などは原作通りの出来。
今回はスペシャルドラマだろうが、あれなら毎週でも見ていられる。
ブラックジャックは昭和の漫画などとたかをくくってはいけない。今は全国の小中学校の図書館にほぼ置いてある。(はず) したがってZ世代の支持もあるだろうから数字的にも成功しそうな気がする。

金曜日放送の沸騰ワード、カズレーザー自衛隊特集
今回は美保基地のC2が主役、シミュレーターから低空での荷物のデリバリーまで空自陸自の全面協力の内容。
この番組に出てくる自衛官は「オンエアはすべて見てます」と必ずいう人気番組である。
一つだけ気になるのはカズレーザーが装備品についてものすごい知識を披露するのだけど、好きなのは認めるがまあ微妙に浅い。
あれだけ賢い男であるし自衛隊マニアなので事前の台本予習で頭に叩き込んでいるのだろう。
一番おもしろかったのは、シミュレーターで空中給油の飛行、微調整ができずに左右に振られてしまうというもの。ゲーム機で良くてきた飛行機のシミュレーションソフトの操作をすると最初に経験することだ。