空母いぶき、映画評

ネットでのコメントを見ても賛否わかれる。
この手の映画が好きな先輩もイマイチだと酷評。
ようやく見ることができた。
ネタとしては「宣戦布告」みたいな感じだ。
架空の国の侵略。
宣戦布告では明らかに北朝鮮がモデルになっていた。
空母いぶきでは、その国がもやもやしている。
最初は漁船に紛れて、という設定だったが
いつの間にか潜水艦やミグや空母まで保有しているという。
それも空母に60機の艦載機というからアメリカニミッツ級だよね。
アメリカ以外ならロシアか中国となるけど、そうなれば
簡単に日本の艦船にミサイルや魚雷を打ち込んでくるか。
フィクションだから楽しんで見ていればいいのだけど
日本政府や自衛隊のくだりはやたらリアルなものだから脳がうまく認識してくれない。
中井貴一がやたらクローズアップされるのだけど、いらないよね。
翼ちゃんもいらないかなあ。
さらにメインの空母やF35のCGがちゃちすぎる。
あれじゃただの絵だよ。
ピクサーみたいにオールCGを売り物にしているわけではない。
もう少し自衛隊に協力してもらっても良かったんじゃないかな。
カズレーザーみたいに。
佐々木の演技やセリフもなんだかモヤモヤだ。
本物の自衛隊員もこんな感じです、という説明がないと入ってこない。