インフル休暇と映画

3連休を挟んでインフルで寝たきり。
熱は早々に下がったものの、噂通りの強敵でなかなか手ごわい。
社会復帰ははたしたものの、仕事に支障が出るほどの不調だった。
とは言っても、帰宅して横になればどこが痛いということでもない。
HDDに入っていた映画やドラマをぼちぼち観ていた。
その1
シン・ゴジラ
これは一度見て、ここで批評もしているのだけど改めて観た。
ストーリーの展開は把握しているので、細かいところをチェックすると
首相官邸などのお約束の議員や役人の哀れなスッタモンダはそんなものだ。
自衛隊の出動の絡みは改めて見ると興味深い。
さらに多摩川での攻防に失敗すると米軍の出動要請。
B2が出てくるのだけど影が薄い。
逆に無人機のグローバルホークのほうが存在感があったねえ。
最後は日本政府が化学的にゴジラをやっつけるという
浮ついた感じで終わるのが惜しい。
人間はゴジラに勝てない、という風には持っていけないのだろうか。
その2
麒麟の翼
先日の『祈りの幕が下りる時』の抱き合わせでオンエアしたものを観た。
すでに一度見ていたがストーリーの大半を忘れていたので新鮮に見れた。
東野圭吾なので、なーんだというがっかりはない。
それぞれのシーンに緻密に伏線がはられている。
強いて言えば加賀がやけに頭良すぎというのが引っかかった。
2時間で加賀の思考まで描くのは難しい。
その3
超高速! 参勤交代リターンズ
これは初めて観た。
さらにリターンズは2作目ということだが前作は観ていない。
テレビドラマの延長線上のおちゃらけの話だと思っていた。
半分はあたりなんだけど。
チャンバラのシーンはなかなかよく作り込んでいた。
ここはテレビドラマよりは上だな。
もう一つは、時代考証がなかなかよく作り込んでいた。
私はそれほど詳しくないのだけど、一方的に幕府が悪いとか将軍がバカだ、
というのではなく、当時の階級、地方の城主との関係性などが
わかりやすく描かれていた。
深キョンがとにかくかわいい。