秋田空港にクマ侵入 着陸やり直す
というYahooニュースはともかく、最近のニュースでクマを見ない日はない。それも街に出てきたというのではなく、人的被害なのだ。
温暖化を解決しようとCO2の排出規制の話もいつの間にかなくなった。多くの偉い人たちは温暖化より金儲けと判断したのはわかりやすい。物を燃やしてエネルギーにすることが利益であり豊かと同義だから。当然、減収やお金にならない投資には消極的。夏が暑いのは諦めようと。自然は正直でそれ以降毎年のように暑さの記録が更新される。そして、その間違った判断はただ暑いだけでなく豪雨や台風の大型化につながる。自然は冷酷で地震被害があった地域に豪雨災害をもたらせた。
そしてほぼ相関があるかのようにクマの被害が顕著になっていく。そもそも論だが自然に近い人達、農業や漁業に携わる人たちは20年以上前から異常気象や動物の食害に悩んでいたわけで。それも見ないことにして問題を後回しにしてきた。
自然科学に興味のない人たちが政治や行政を仕切っているからだ。彼らに風が吹けば桶屋が儲かるという自然の摂理を理解しようとしないし知識もない。
このあとは切羽詰まるたびに、街なかでも発砲していいとか許可無しで撃ち殺してもいいとかなっていき、いずれは見たら殺すとなり、最後は殲滅となるのだろう。可愛そうだと言う人や団体はクマが出る森の周りで手を繋いで人の壁を作ればいい。何人か殺されるかもしれないがクマのためだから仕方がない。
自然保護というのは詭弁だ。人間が勝手に決めた線の中の自然を守ると言う。自然とは食物連鎖や生物ピラミッドが成立するところであって人工的なもの、植林やダムや道路や電線が10km以内にあればそこは自然ではない。杉やヒノキの森は自然ではない。公園の樹木や池をみて「自然はいいねえ」なんて言うバカが多すぎる。
自然と共生していると言う権利があるとすればそれは横井さんと小野田さんの2人だけだ。私達は自然保護よりも温暖化問題をまず考えるべき。