脱炭素・EV推進『合理的な科学的根拠がない』

「脱炭素・EV推進、『合理的な科学的根拠がない』この方針は、もはや『宗教』だ」という去年の現代ビジネスの記事を読んだ。
私もこのようなことを何度かここで書いている。
同じネタなのでまたかと思う方はスルーしてください。

1 石油の値上がり
脱炭素とは脱石油なんだけど、今も石油価格で盛り上がっている。電気はクリーンだなどという幻想。原子力なき今、ほぼ火力で電気を得ているわけで。ラボアジェの質量保存の法則、そして物理学のエネルギー保存の法則の2つを当てはめれば電気を中心にした私達の生活はすべて化石燃料に依存していると言っても過言ではない。太陽光パネルを作るにしても発電用ダムを作るにしてもとんでもない電気などのエネルギーを使わなければできない。石油が高騰すれば今の社会のようにインフレが誘発されて生活は苦しくなる。脱炭素が聞いて呆れる。

2 太陽熱
我が家ができた1990年代に屋上に昭和の中古の太陽熱温水器を設置した。いろいろ壊れていて不便はあるが風呂のお湯は5月から10月までの半年は給湯器はほぼお休みである。さらに11月と3月4月もぬるま湯にはなるので給湯器のお湯の使用量はかなり少ない。
なぜ太陽熱温水器は普及しないのか、理由はガス会社の圧力である。ガス給湯器がいらないとなればオール電化でいいじゃないかとなる。効率のよい太陽熱温水器が普及すればガス会社は倒産である。料理で使うガスなどたかが知れているしね。

3 科学的根拠
太陽熱利用はひねり潰されて石油を使った脱炭素を推進しているわけだ。この矛盾だらけの点と線を繋げば宗教に行き着く。ガリレオは地球は動かないと言わされたあれである。アラーの神や天皇の神と言われていた国はひたすら暴力でナントカしようとしていた。科学を軽視すればそういうことになる。EVは絵に描いた餅だな。あんなもの普及しても脱炭素化にはならない。

4 科学的脱炭素とは
エネルギー消費を減らせばいい、先程書いた質量保存の法則エネルギー保存の法則である。エネルギー消費を抑えるにはどうすればいいか、経済活動を減らせばいい。科学的にはものすごく簡単な原理。現行のようにエネルギーの価格をどんどん上げて物価を上昇させて給料を下げればいい。すぐに脱炭素である。軽自動車を400万円にして税金を6万くらいにすれば一気に脱炭素だろう。
実はコロナ初期の緊急事態宣言で社会実験したことがある。本当に空気がきれいになったような気がした。多分どこかに科学的検証した科学者がいるとは思うがまた誰かにひねり潰されたかな。
コロナのせいで鉄道航空が大打撃で潰れそう、半導体不足で自動車が売れない家電が売れない、失業者もじわじわ増えたとか、脱炭素の社会実験だね。
自家用車が減って宅配などの事業車が走る道路は脱炭素としては正しい。プリウスやノートやミニバンがない社会が理想なのである。