昨夜のテレビでのクリスマスのいい話

IMG_2944

IMG_2942
昨夜のクリスマスイブは安いホテルの古びた狭い部屋。
早々に食事もしてしまい部屋でテレビを見るしかない。
本当にあった話を外国人が再現ビデオというお約束の番組をやっていた。
クリスマスの奇跡だとか。
ぼんやり見ていると、
親子の自転車を盗まれたという。
なんでもクリスマスに親子でサイクリングの予定ががっかり。
すると、手紙が届いていて『善人もたくさんいます』という文面。
それで幸せな気分になった、というオチと思いきや
200ドルが入っていたということ。
これで自転車が買えた、というオチだった。
いい話と言うより、200ドルで買える幸せだったというせちがないクリスマスの奇跡。
次の話も難病の子供を励ますのに何を作って売ったとか
派手なバレードをしたとか、マテリアルな話ばかり。
幸せはお金が無ければ得られないという、ありがたい教えの番組であった。
すっかり気が滅入ったところでチャンネルチェンジ。
にこやかな安倍首相の映像。
金持ちや大企業が儲かる政策を推し進めるそうだ。
ますます気が滅入った。
クリスマスはその意味も考えずにケーキだご馳走だパーティだと
意味もなく無駄にお金をかけて騒ぐのが正しい。
騒げるだけの無駄遣いできるお金と家族や友人がいることが幸せなのである。
ちなみに
私のイブはこの写真かな。きづなを感じるだろう。
えっ、分からないって。
牛の耳の黄色いプレートに書いてあるだろう。