不正発覚も必ずしも悪いことではなかった

ヤリスクロスの購入について
我が家は12月に商談、年をまたいで1月上旬に契約、頭金を支払った。
納車は5月中旬から下旬。売れているクルマなので早まることもあるかもしれない、ということだった。それでもGWに新車でドライブは無理っぽいということでそのへんは諦めた。そのGWが終わってからも納車の日程の連絡がない。印鑑証明も下取りも含めてとらなければいけない。
20日過ぎに営業マンに連絡すると平謝りで「6月10日に工場出荷です」、「印鑑証明をお願いします」と言われる。工場が10日でも陸送してナンバーつけるのにそれなりの日数がかかる。最初の予定より1ヶ月余分にかかったことになる。
ここまでが第一章である。
ネットの書き込みに散見するのが、トヨタだけが震災や半導体不足のときと同じ遅い納期を維持している。世界で一番大きい自動車会社なんだけどね。
次に問題なのが納期が1ヶ月遅れていること。世界一のトヨタである。納期がかかるのは生産管理、在庫を置かない、基本的に受注生産に近い管理体制だと聞いている。無駄がないから利益が上がる。トヨタ商法である。
つまり厳密な生産管理だからこそ注文すれば時間がかかるにしろ何月の何日頃と納期がわかるわけだ。
したがって注文が増えればその分納期も長くなる。1台も無駄に生産しないわけだ。ところが震災も半導体不足などの不慮の理由がないのに遅れるということは、生産ラインが止まっていない限り私等より優先的に納車したい客がいたということか。地方の正規ディーラーが一番弱い。地元の整備工場の紹介のほうが強いと聞いたことがある。

次に、今回の表題。
不正発覚も必ずしも悪いことではなかった というYahooニュース。
記事を読むと
 国交省の基準だと日本で走っているクルマの平均的な車重1100kgの台車を使えばいいのに、トヨタは重いクルマが多いアメリカ基準の1800kg台車を使っていた。総合的に評価すれば、厳しいのは1800kgだと誰にでも解る。
なんでトヨタは1800kgのデータを使ったのか。
トヨタ側が「この車種は海外向けに売らないので後突試験は1回分しか予定していないのだけれど、安全性を考えて1800kgでやってみたい」と言えば、国交省側も理解し「ユーザーの利益になるのならいいですよ」みたいな対応をすることがあると聞いた。とはいえ不正は不正。社内調査で「試験内容と認証試験の内容が違うじゃないか」になり、なんで違う試験をやったのか、となった。

豊田章男は会見で不正を認め謝罪しながらも、やけに自信満々だった理由が記事を読んで理解した。
今は生産を停止しているが、クルマの品質に対してマイナス要因がないので、案外早く生産再開という意見もある。
ここまでが第二章。

ラインが1週間止まれば、今月納車はなくなる。
ある程度の日数がかかるとすれば夏休みぐらいになりそうだ。私の下取り車は十分車検が残っているので下取り価格が下る可能性があるくらいで実害はあまりない。怒り心頭だが。
ただ、私等がヤリスクロスを注文した時期はダイハツショックのころ。多くのトヨタのディーラーでは「ライズが生産してないので、ちょっとお高いけどヤリスクロスはどうですか」という商談が多かったという。私等のタイミングでこの状況。あとになった人はのびのびだろう。となると下取り車の車検の期限ギリギリの人たちが困ることになる。
ちなみに5月にヤリスクロスの商談をした友人は納期が12月と聞いて、あの中古車で有名なB社に相談、満足の行く買取価格で走行数千kmの高年式の中古を数週間で入手して乗り回しているそうだ。新車にこだわるのも考えものだった。
強いて言えば、その程度の良い中古車の見積もりを見ると中古にしてはちょっとお高い。が、半年待たされることを考えればそれも一つの買い方である。