沖止めの楽しみ


復路、小松発羽田便の話。今回はANA利用。
表示はギリギリまで定時発の表示。なんだけど先行の福岡便が30分の遅れ。先にそちらを行かせることには変更なしのようで待合室は2機分の乗客で密の状態。
大抵なら20分くらい前から優先搭乗のアナウンスが入るが今回は前の客が切れたのを見計らってのため出発10分前になって搭乗開始した。満席の737-8、それでも6分遅れ程度で扉を締めた。まあこのくらいなら羽田着は定時に収まるかな。
と、なかなかプッシュバックしない。賑やかなグループも近くにはいなくて機内はシーンとしている。10分過ぎた頃機長からアナウンスで「手荷物重量の確認をしている。」という。以前に乗客と荷物の総重量と配置バランスを、という記事を読んだことはあるがまさか扉を締めてプッシュバック直前にやる作業かよ。20分経ってもCAから「もうしばらく」というアナウンスのみ。そして30分過ぎてからいきなりプッシュバックが始まった。機長から「手荷物の重量がナントカとナントカで違っていたため確認していた」という、確かに荷物室でなにかやっていた形跡はない。
満席の737-8は重々しく離陸した。
通常は白山を左に回り込んで豊橋あたりから西からのアプローチの列に入るのだが、今回は旋回せずにそのまま富山、新潟方面へ、その後右に回り込んで宇都宮あたりで北からの列に入るつもりらしい。フライトレーダーで見てもラッシュ時で西からの機体が多い。南風なので北入りだとRW23に着陸することに。
ベルトサイン点灯のときに「到着後バスでご案内」の一言、沖止めだあ。40分も遅れたらラッシュ時に空いているスポットなどないよなあ。それも後方の座席、外に出るまでに5分10分かかる。さらにバスで待たされてターミナルとなれば20分、結局全部で1時間遅れたことになる。
ただし、沖止めにはそれなりの楽しみがある。


スターウォーズジェット、黄色いC3がプッシュバック、わたしたちの前を通せんぼ。


怒られるギリギリまで撮影に専念、1時間も遅延したんだから大目に見てよ。