テレビやネットを見ていると戦後のロシアの話が中心になっていた。相変わらずネット動画寄せ集めの地上波ニュースは避難民の「大変だった」コメントを集めてオンエアしているだけだ。
プーチンはいずれ失脚か暗殺されるだろう。そのきっかけは226事件のように青年将校たちのクーデターがあるのかもしれない。多分ロシアの若者はものすごいうっぷんを貯めているに違いない。第二の市民革命となる可能性もある。これもまた軍部の協力が必要になる。世界の情勢や情報網から考えて共産党保守派との内戦にならないだろう。そして、ロシアは中国よりもさらに資本主義によった、もしくは共産主義を捨てて西側につく可能性すらある。
ロシアにはこれまでの宇宙技術などが蓄積されていたはずだが、自動車にしてもハイテクにしてもメイドインロシアはほとんどないという。広いシベリアの一部から掘り出される石油や天然ガスというオイルマネーを一部の富裕層、というか共産主義にので党の幹部で独り占めしていると考えられる。市民も軍もよく思っているわけがないわけで。
クーデターのあと市民に富の分配では共産主義に逆戻り、きっちり株式会社を作って富の透明化をするべきなんだろうな。
アメリカにとって実はこれも脅威なわけで。アメリカがそれなりに独占してきた航空産業にはロシアのかっこいい戦闘機がライバルになる。化石燃料は中東などと競争になれば原油価格は安定に向かうだろう。そしてロシアは広い国土とヨーロッパにもアジアにも隣接国としての地の利を生かして中国を抜く経済圏になる可能性もある。そうなると西側諸国はまたまたロシアに偉そうな顔をされることになる。
北方領土は太平洋に向けての軍事ではなく経済の基地となるわけで手放すことはないだろう。